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2006年10月18日 (水)

タイプライター

小4の時だと思います。父がある日、タイプライターを買ってきました。仕事でコンピュータを使うため、キーボード入力の練習用だったようです。(父の専門は、最近いろいろと問題になった、建築物の構造計算でした。)無料講習券が4枚ついていましたが、父には行く時間がないため、「お前、行くか?」と聞かれました。新品のタイプライターに興味津々だった私は、面白そうだったので、行くと即答したのです。

一人でバスに乗り、札幌・大通にあったビル内の講習会場を訪れました。秘書か、その予備軍と思える「お姉さんたち」が何人もいて、私の持って行ったシンプルな手動タイプではなく、サイズも音もずっと大きな電動タイプライターを、軽快にバチバチと打ち続けています。「場違いな所に来てしまった」と思いつつも、4回分の講習券がもったいない気がしたので、タイピングの練習に通いました。

最初は、キーの位置を覚えるため、アルファベットの文字を一つずつ、打っていったと思います。少し慣れると、講師からローマ字書きの日本語原稿を渡され、この通り打ってみなさいと言われました。手動タイプを子どもの手で打つと、特に小指と薬指に力が入らず、文字の濃さにかなりのムラができました。お姉さんたちの機関銃のようなタイプ音の中、私の音だけがのんびりと、「パチリ、パチリ」と鳴っていました。

当時は何の役に立つか、まったく分からないようなタイピング練習でしたが、大学で、レポート作成のために電動タイプを打つようになった時は、指がキーの位置を覚えていました。その後、パソコンを動かすようになった時も、キーボード入力には、まったく苦労しませんでした。たった4回の無料講習が、ずいぶんと役に立ったものです。自分の子どもたちにもタイピングソフトを購入し、小学生のうちから、ブラインドタッチの練習をさせています。

「朝のうちにあなたの種を蒔け。夕方も手を放してはいけない。あなたは、あれか、これか、どこで成功するのか、知らないからだ。二つとも同じようにうまくいくかもわからない。」(伝道者の書11:6、新改訳第3版)

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コメント

 マザーボードを換えたらLPTポートがなくて、シリアルポートからタイプライターに繋ぎましたが、動かなくて、解決策を探しています。
 BrotherのElectra60とIF50です。今更、ただの遊びですが、動かないと、やっぱり気になります。

投稿: nya2001 | 2007年10月31日 (水) 14時02分

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