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2006年12月18日 (月)

救い主の誕生をお祝いする(ルカ2章)

Xmas061217 昨日の礼拝では、ルカ2章、イエス・キリストの誕生の箇所を開きました。ダビデ王の子孫であった大工ヨセフと、そのいいなずけの妻マリヤは、イスラエル北部にあるガリラヤ地方の、ナザレという町に住んでいました。本来なら、王家の子孫として、首都エルサレムのすぐそば、南部のユダ(ユダヤ)地方にある、ベツレヘムに住んでいるはずでした。神の選びの民イスラエルは、神様に聞き従わなかった結果、諸外国の侵略を受け、王朝は紀元前6世紀に、すでに滅んでいたのです。

しかし、救い主がダビデの子孫としてベツレヘムに生まれる、という神様の計画は、変わることがありませんでした。実に不思議なことに、ナザレにいたヨセフとマリヤは、マリヤがすでに身重であったにもかかわらず、ベツレヘムにどうしても行かざるを得なくなります。それは、ローマ皇帝アウグスト(アウグストゥス)が、占領地に新たな課税をするため、「本籍地」における住民登録を命じたからでした。当時の「全世界」(地中海世界)のトップに君臨していた皇帝の、ごく世俗的な、政治目的の命令が、実は、何百年も前に語られていた、神様の預言を成就するために用いられたわけです。

ヨセフとマリヤがベツレヘムに滞在中、イエス・キリストが誕生します。宿には部屋がなかったため、生まれたばかりの救い主は、飼い葉おけに寝かされました。この飼い葉おけは、私たち人間を象徴しているとも言われています。私たち一人ひとりは、必ずしも、美しく飾られた王宮のベッドのようではないかもしれません。汚れやほこりにまみれ、動物の臭いがしみついた、飼い葉おけのようであるかもしれません。イエス・キリストは、たとえ私たちがそのような存在であったとしても、私たち一人ひとりのところに来て下さり、神様がそんな私たちをも愛して下さっていることを、教えて下さるのです。

最初に救い主の誕生を告げられたのも、社会的な地位のある立派な人たちではなく、社会の周辺で遊牧生活をしている、名もない羊飼いたちでした。彼らは、天使から告げられたグッド・ニュースを素直に受け取り、救い主の誕生をお祝いしようとする、まっすぐな心を持っていたのです。イエス・キリストは、私たちに神様の愛を伝え、私たちの身代わりとなって十字架につかれるため、この世に来て下さいました。私たちも、このクリスマスの時、素直でまっすぐな心をもって、救い主の誕生をお祝いしていきたいですね。

「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」(ルカ2:10-12、新改訳第3版)

(写真は、昨晩のクリスマスパーティー会場のツリーです。)

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