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2006年12月 1日 (金)

人間関係

私は昔から、あまり人間関係の得意な方ではなく、ましてや人格的に優れているわけでもさらさらなく、よくそれで牧師になったと自分でも思います。人に嫌われる才能をもっている、と時折、宣言していますが、その「才能」は、会社勤めをしている時にも、いかんなく発揮されました。(苦笑)

総合企画部で、最初に与えられた仕事は、ある雑誌の記事に載っていたのと同様の手法で、自社と同業他社とを分析し、比較したレポートをまとめることでした。私は、経営分析はもちろん、その業界のこともほとんど知りませんでしたから、まわりの人にさんざん質問しまくって、いろいろと教えてもらい、参考文献も読んだ上で、やっとグラフのたくさん入った報告書を作成しました。

社長以下、役員を対象とした「総合企画会議」で、その内容が報告されます。部長は、初登場の私に花をもたせるつもりで、「これは、佐藤君が担当しました」と、わざわざ言って下さいました。自分でもよく分からずに書いているわけですから、ちょっと気恥ずかしい思いがしましたが、その心遣いが嬉しかったです。

しかし、少なくとも取締役の一人は、書かれた内容が気に入らなかったようで、批判的な意見を述べました。自分の担当分野が、同業他社と比べて、あまり良い評価になっておらず、「これでは今、一生懸命、改善活動をしている人たちの気持ちを逆なでする」と、言われました。私も、言われることはもっともだと思いましたが、部長は、私のことをかばって、反論してくれたように記憶しています。

ただ、この後、次第に明らかになっていくのは、どうもお気に召さなかったのは、報告書の内容だけではなかったらしいことでした。私も、会社より家庭や教会を優先していたわけですから、よく思われなくても、当然と言えば当然でした。その取締役の方は、確か私の大学の先輩にあたりましたが、私が辞めるまで、残念ながら良い関係を築くことができませんでした。

牧師になってからも、周りのすべての人と良い関係を築くことは、不可能です。それは、私自身、「イエス・キリストに免じて赦された罪人」にしか過ぎず、神様によって正しい、「義なる姿」に少しずつ近づけられつつも、今なお、足りない点をたくさん持ち合わせているからです。不完全な私を、不完全なままで受け入れ、愛して下さっている神様に感謝します。

「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖(あがな)いのゆえに、価なしに義と認められるのです。」(ローマ3:23-24、新改訳第3版)

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