自由研究
月曜日は、小5の末っ子が通う小学校にも行きました。冬休みの自由研究が展示されていて、その日が最終日だったためです。玄関を入ってすぐのホールに、所狭しと、思い思いの作品が並べられていました。工作や手芸品、書初め、ファイルや模造紙にまとめられたレポートなど、「自由な研究」の範囲は多岐にわたります。6年生のレポートには、映画で話題になった「硫黄島」の研究もありました。
今回、うちの子が提出したのは、先日、韓国から来たチームの人たちへのインタビュー報告です。一人ひとりの写真と名前、出身地、日本についてどう思っていたか、来てからの感想などを、クラスの友人と一緒に、四つ切の画用紙二枚にまとめました。もう一枚の画用紙には、韓国の地図を大きく書いて、一人ひとりの出身地を地図上に記入しました。身近な韓国研究と言えるかもしれません。
長女の小学校入学以来、12年間にわたって、子どもの自由研究の相談に乗ってきました。それも、あと1年、夏と冬の2回で終わりそうです。思い出に残る自由研究は、先ず、長女の支笏湖の研究。家族で支笏湖にキャンプしたことを利用し、世界の湖の種類や支笏湖の特徴などを、模造紙数枚にまとめました。次に長男の気温調査。調査しようと思った理由から、調査の方法と結果、考察や感想などを、これも模造紙にまとめました。ただ折れ線グラフを書いただけでなく、晴れた朝の方が、曇や雪の朝より冷え込むことを発見することもできました。
私が小学生の頃、特に印象に残っているのは、工作でモーターを作ったことと、模造紙に雲の研究をまとめたことです。モーターは、自分なりに工夫して、コイルを巻いて作ったのですが、まったく動きませんでした(笑)。もう時間もなかったので、そのまま持っていって、展示してもらいました。雲の研究は、ただ百科事典をまる写ししただけでしたが、廊下に大きく張ってもらい、たいへん嬉しかったです。妻の場合は、クワガタの観察をしていたところ、いつの間にか、虫かごから逃亡していたという経験もしたそうです(笑)。
自由研究とは、「身近なことから広い世界のことまで、自分で課題を設定し、それについて取り組む研究のこと」だそうです。自由に設定した課題を通して、一人ひとりが成長できると良いですね。子どもたちだけでなく、大人の私たちも、何が自分や周りの人たちにとって、本当に良いことであり、有益であるのかを考え、物事に取り組んで生きたいものです。
「すべてのことが私には許されたことです。しかし、すべてが益になるわけではありません。」(Iコリント6:12、新改訳第3版)
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