スケート
スケートを初めてしたのは、小6の頃だったでしょうか。従兄が持っていたスピードスケート用の靴をお下がりでもらったのが、きっかけです。ヒモの結び方からエッジの手入れの仕方まで教えてもらい、最初は、自宅前の道路でちょっと練習しました。あの頃は、車通りが少なかったので、道路は遊び場みたいなものでしたね。
なんとなく雰囲気が分かってから、一人でバスに乗って、真駒内の屋外スケート場に行きました。前年に開催された札幌オリンピックの会場となったリンクです。寒い中、開会式を見に行った場所でした。スピードスケート競技では、オランダのアルト・シェンクという人が、1500m、5000m、10000mで三冠王を達成しました。ふとももの太さが、印象に残っています(笑)。
リンクに出ると、家の前のデコボコの雪道とはまったく違い、鏡のような氷に感動しました。特に、製氷車がきれいに氷を整えてくれた後のリンクは、すばらしいコンディションでした。もちろん、最初からすいすい滑ったわけではなく、ヨロヨロと歩き、何度も転びながら、少しずつコツをつかんでいったように思います。何度か通っているうち、エッジを切り替えて、カーブもそれなりに曲がれるようになっていきました。
どうやって滑り方を覚えたかと言えば、最初にちょっと従兄に教えてもらった以外は、自分で実際に滑ってみて、さらに他の滑っている人たちの真似をしたわけですね。このパターンは、私たちの生き方にも、共通しているような気がします。教えてもらい、実践し、模範を見て修正していくというサイクルです。
そういえば以前、メーカーに勤めている時は、PDCAサイクルという言葉を教えてもらいました。事業を行っていく上で、計画(Plan)、実行(Do)、検証(Check)、改善(Action)の流れを、次の計画に生かしていくという考え方です。これにも、ちょっと似たところがありますね。
イエス・キリストは、人がどのように生きるべきかを教え、生き方の模範を示されました。私たちは、その教えを受け取り、実践し、模範にならうことができることを感謝します。
「キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あなたがたに模範を残されました。」(Iペテロ2:21、新改訳第3版)
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