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2007年2月20日 (火)

プログラム・コーディネーター

留学準備にあたり、妻にはたいへん助けられました。妻は以前、函館の国際交流団体で、日本人向けに米国留学のお手伝いをしていたのです。大学での専門は英語教育で、在学中に1年間、テネシー州への留学の経験があります。国際交流団体を訪れた私が、最初に妻と名刺交換をした時、私の肩書きは「塾生」でしたが、妻は「プログラム・コーディネーター」でした。留学生のための奨学金プログラムが、担当だったのです。

私はその頃、その団体の東京事務所に出入りしていました。ある日、奨学金支給者の選抜試験を行うため、代表の人と一緒に函館に行くことになります。事務所にあったアメリカの大学資料を持ってきてくれと頼まれました。代々木上原の下宿から新宿のオフィスに立ち寄り、その後、羽田に向かいます。山手線の椅子に座る時、荷物の一つを網棚に乗せ、もう一つは手元に置きました。これが問題でした。

眠っていたのか、本を読んでいたのか覚えていませんが、浜松町に着いた時、あわてて電車を降り、網棚の荷物のことはすっかり忘れていました。あっと気づいた瞬間、電車のドアが閉まります。呆然と立ちすくむ私の前を、緑色の電車が最初はゆっくり、そして次第にスピードを上げて、走り去っていきました。

私は、すぐに駅事務所に駆け込んで、忘れ物をしたことを告げます。何両目のどの辺りにある、どのようなカバンか説明しましたが、結局、どの駅でも回収できず、その車両が山手線を一回りしてくるまで待つことになりました。駅から空港に電話を掛け、最終便に変更してもらいました。ホームで待つこと1時間、目指す車両が到着すると、先刻置き忘れたカバンが、そのまま網棚にのっています。今度は、間違いなく荷物を降ろしました。

夜、函館の事務所に着いた時は、くたびれ果てていました。代表の人は、妻と翌日の試験の打ち合わせをしていましたが、私はご挨拶した後、すぐに休ませてもらいました。妻の話では、「ずいぶん具合の悪そうな人だ」というのが、私の第一印象だったそうです(笑)。

妻はこの団体を通し、20数人の日本人留学生を米国に送り出し、結婚後は、夫をも(自分や娘と一緒に)送り出すことになったわけです。私は、留学手続きのことはほとんど何も知りませんでしたが、妻に聞けば事が済むので、別に調べる必要もありませんでした。英語で電話したりするのも私より得意なようで、私にとっては、たいへん心強い「助け手」でした。神様のご配慮を感謝します。

「神である主は仰せられた。『人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。』」(創世記2:18、新改訳第3版)

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