卒業式
今日は、長女の卒業式でした。1年前からドレスを着ると言い、夏頃、衣装屋さんに予約を入れ、今朝は、早くから美容室に出かけました。美容室に迎えに行った妻は、アテンダー(介添え人)のようにドレスのすそを持ち、ワゴン車で学校まで送りました。私は運転手で、夫婦揃って娘の付き人のようです(笑)。
娘とその近しい友人だけ派手なのかと思いきや、そうではありません。卒業式は、まるで成人式か、コスプレの会場のようです(苦笑)。女の子は、ドレスと着物が半々で、たった一人だけスーツでした。男子は、大半がダークスーツで、袴の子たちも、少しいました。今日一日で、函館周辺の衣装屋さんと美容室は、ずいぶん潤ったのではないでしょうか。
一人ひとりに卒業証書が手渡され、校長と来賓、卒業生代表の話の後、卒業生による合唱がありました。コブクロの「YELL~エール~」という曲です。「今 君は 門出に立っているんだ 遥かなる道をゆくんだ 誇り高き勇者のよう・・・」と歌いましたが、240人いるにしては静かな歌声でした。受験で練習不足だったのでしょうが、声量だけで判断すれば、勇者のようではありませんでしたね(笑)。
高校の卒業式は、大人の世界に進んでいくための一つの通過儀礼(区切りの儀式)のようです。大人になるということは、自分で進むべき道を選択し、自分でその責任を負っていくということでしょう。親のできることも、だんだん限られていくように思います。
卒業生の一人ひとりが、これからどのような道を歩んでいくのか、詳しくは知りません。時には、間違った選択をしてしまったり、痛い思いをするようなこともあるでしょう。しかし、そのような経験を通しても、どの道が正しい方向で、何が本当に良い物なのか、見分ける力(知恵)を養っていけるよう、エールを送りたいと思います。若い人たちに負けないよう、親の世代も、さらに成熟を目指していきたいですね。
私たち一人ひとりといつもともにいて、守り育てて下さる神様に、感謝します。
「まだ乳ばかり飲んでいるような者はみな、義の教えに通じてはいません。幼子なのです。しかし、堅い食物はおとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です。ですから、私たちは、キリストについての初歩の教えをあとにして、成熟を目ざして進もうではありませんか。」(ヘブル5:13-6:1、新改訳第3版)
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