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2007年5月28日 (月)

主にあって楽しみ喜ぶ(ヨエル2章)

昨日は、ペンテコステでした。クリスチャン以外の日本人にとって、この「ペンテコステの祭り」ほど、分かりにくい教会行事はないのではないでしょうか。私も、クリスチャンになりたての頃、「ペンテコステ」という言葉が(日本語の)聖書のどこに出てくるのか、探したことがあります。その結果、分かったのは、結局どこにも出ていないということでした(笑)。

旧約聖書には、3つの大きな祭りが記されています。過越(すぎこし)の祭り、七週の祭り、仮庵(かりいお)の祭りです。3つとも、エジプトでの奴隷生活から、神様が解放して下さったことを感謝するお祭りです。

「過越の祭り」(Passover)では、いけにえの小羊が神様にささげられます。人々の罪の身代わりとしてささげられる小羊の血により、神様のさばきが「過ぎ越され」、民に救いがありました。イエス・キリストもこの祭りの時、「神の小羊」として、十字架につかれたのです。3日後の復活をお祝いするイースター(復活祭)は、毎春、世界中のキリスト教会でお祝いされていますね。

「七週の祭り」(Feast of Weeks)は、その「過越」から50日経った初夏のお祭りです。この「七週の祭り」は、小麦の収穫が始まる時期のため、「初穂の刈り入れの祭り」とも呼ばれます。新約聖書では、「50日の祭り」という意味で、「五旬節」(または「五旬祭」)と訳されています。この「五旬節」の原語(ギリシア語)が、「ペンテコステ」(英語では"Pentecost")になります。

「仮庵の祭り」(Feast of Tabernacles)は、秋の収穫祭です。収穫を感謝するとともに、かつて荒野で味わった苦難を忘れないようにと、「仮庵」(仮設の小屋)を作って、そこで食事をします。アメリカでは感謝祭(Thanksgiving Day)をお祝いしますが、日本の教会では、秋にする行事は特に決まっていませんね。

イエス・キリストは復活後、40日間、弟子たちとともに過ごし、天に昇られました。その一週間後、ペンテコステの日に、ともに祈っていた弟子たちに聖霊が注がれ、初めて「教会」が誕生します。聖霊に満たされた人々は、他国のことばで話し出し、祭りに集まっていた世界中から来た人々が、ペテロのメッセージを聞いて信仰を持ちました。「その日、三千人ほどが弟子に加えられた」と記されています。

ですから、ペンテコステは、全キリスト教会の誕生日にあたります。雨や穀物、ぶどう酒、油は、神様の祝福を象徴していますが、そのうち雨(水)とぶどう酒、油は、信じる人々に注がれ、人々を喜びで満たす聖霊をも象徴しています。神様の偉大な恵みに感謝します。

「シオンの子らよ。あなたがたの神、主にあって、楽しみ喜べ。主は、あなたがたを義とするために、初めの雨を賜り、大雨を降らせ、前のように、初めの雨と後の雨とを降らせてくださるからだ。打ち場は穀物で満ち、石がめは新しいぶどう酒と油とであふれる。」(ヨエル2:23-24、新改訳第3版)

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