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2007年7月 9日 (月)

アブラハムの信仰にならう(ローマ4章)

Flower070708 アブラハム(Abraham)という人物は、日本では、あまり知られていないかもしれません。聖書の主要人物を何人か挙げて下さい、と一般の(クリスチャンでない)日本人に聞いたら、おそらくアブラハムの名前を口にする方は少ないのではないでしょうか。しかし、もし彼がいなかったら、人類の歴史は全く違ったものになったと思えるほど、実は重要な人物なのです。

ノア(Noah)の時代の大洪水で、箱舟に乗って生き残った人類は、ノアの家族8人だけでした(だからトヨタのノアは8人乗り? 笑)。つまり、現存する全世界の諸民族は、すべてノアの子孫になります。たくさん増え広がった子孫たちは最初、一つの言葉を話していたのですが、天にまで届く「バベルの塔」を建てようとしたため、神様が言葉を混乱させ、人々を全世界に散らされました。最近、菊地凛子さんがアカデミー賞候補となり話題になった、映画「バベル」の下敷きになっている出来事です。

塔のあった場所は、チグリス・ユーフラテス両河に潤される肥沃なメソポタミア地方で、今で言うとイラクのあたりです。そこから歩いて、日の出ずる「地の果て」までやってきた日本人の祖先は、もちろん何代も後になっていたでしょうが、ずいぶん長旅を経験しましたね。

世界中に散った諸民族の中から、神様は、たった一人だけ、神様とコミュニケーションをとる(特別啓示する)ための代表者を選びます。それが、まだメソポタミアに残っていたアブラハムでした。もし、彼が神様の導きに従い、新しい土地(今のイスラエルの地)に行くなら、神様は彼を祝福すること、そしてその祝福を通して、全人類を祝福することが約束されたのです。

アブラハムは、神様に語られた通り、75歳でイスラエル(パレスチナ)の地に向かいます。するとその後、高齢にも関わらず子どもが与えられること、その子孫は星の数ほどになることが、さらに約束されました。アブラハムは、その約束を信じます。神様はその「信仰」を喜んで下さり、約束を果たして下さいました。今のユダヤ人、アラブ人、そしてクリスチャンたちは皆、この「信仰の父」アブラハムの子孫にあたります。

アブラハムのように、創造主なる神様の祝福の約束を信じる人は、その祝福を受け継ぐ「相続人」とされています。イエス・キリストを通して、その約束の対象が、ユダヤ人以外の全世界の人々に広げられていることを感謝します。

「そのようなわけで、世界の相続人となることは、信仰によるのです。それは、恵みによるためであり、こうして約束がすべての子孫に、すなわち、律法を持っている人々(ユダヤ人)にだけでなく、アブラハムの信仰にならう人々にも保証されるためなのです。」(ローマ4:16、新改訳第3版)

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