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2007年7月30日 (月)

神のために実を結ぶ(ローマ7章)

Flower070729 うちの教会の駐車場には、リンゴの木が植えられています。会堂を建てる時に植えた人がいたようですが、ここ10年余り、何のお世話もしていません。土地は表土が削られていて、樹木が育つには適さない場所なのですが、3本ほどの細い木が何とか生き残り、毎年、秋になるとささやかながら実を結びます。

ここ数年は、3本のうち、2本しか実ができなかったのですが、今年はなぜか、もう1本にも小さな実がいくつかついています。もうリンゴができないのなら、そのうち木を切ってしまおうかと思っていました。切り倒さなくて、良かったですね(笑)。

自分で植えたわけでなく、普段、まったくお世話もしていないのに、実が実ると、何だか嬉しい気持ちになります。全然、手を入れないので、食用にはならず、もっぱら観賞用です。それでも春先に花を咲かせた頃から、今年は、どれだけ実が実るだろうかと、「実りの秋」を楽しみにしています。

私たち一人ひとりを創造し、育てて下さっている神様は、私たちが成長し、実を結ぶことを楽しみにしていて下さいます。私たちは、ただ外面的に、神様が定めた生き方のルール(「律法」)を守ることにより、成長するのではありません。それはエデンの園以来、不可能だということが分かっています。

十字架で死に、よみがえられたイエス・キリストを信じる人は、心の中から少しずつ変えられ、新しい生き方ができるようになると約束されています。自分の力でルールを守ることにより、正しく生きようとする古い人生は、キリストの十字架とともに、葬り去られました。復活の主の力により、新しい、豊かな実を結ぶ人生が与えられていることを感謝します。

「私の兄弟たちよ。それと同じように、あなたがたも、キリストのからだによって、律法に対しては死んでいるのです。それは、あなたがたが他の人、すなわち死者の中からよみがえった方と結ばれて、神のために実を結ぶようになるためです。」(ローマ7:4、新改訳第3版)

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