ラジオ体操
先週土曜日の早朝、ラジオ体操に行って来ました。NHKラジオの公開生放送が、なんと七飯町にやって来たのです。町制50周年記念事業の一環だそうです。ラジオ体操の公開放送に立ち会うなど、一生に一度あるかどうか分からないと、家族4人で参加することにしました(笑)。
前日から、小学校のグラウンドにグランドピアノが運び込まれ、「夏期巡回ラジオ体操」という大きな横断幕が掲げられていたようです。晴れてくれれば良いがと思っていましたが、天気予報は最初、午後から一時雨、その後、午前中雨という予報に変わり、なんだかちょっと怪しげだなぁと思っていました。
朝4時頃、目が覚めた時、雨の音が聞こえ、雷まで鳴っていました。後から聞くと、もうその頃には、「大雨警報」が発令されていたとのこと。会場は、小学校体育館に変更されました。
雷が鳴り響くどしゃ降りの雨となり、ちょっとひるみましたが、せっかくの機会なので、車で体育館近くまで乗りつけることにしました。大雨にもかかわらず、おそらく数百人ほどの参加者が集まり、少し遅れて来た人たちは、体育館に入りきれませんでした。
話を聞くまで、まったく知りませんでしたが、ラジオ体操というのは、1928年(昭和3年)に逓信省(現在の日本郵政公社)簡易保険局が制定し、昭和天皇の御大典(即位式)記念事業の一環として、放送を開始したとのこと。来年で80年になりますから、長い歴史ですね。
私が小学校の頃は、学校でもラジオ体操を覚え、夏休みには必ず、公園にハンコをもらいに通いました。今の小学生は、あまりラジオ体操はしないようですが、土曜日には子どもたちもたくさん集まっていました。「昔の子どもたち」も、負けず劣らず、大勢いましたが(笑)。
一度も言いよどんだり、かんだりせず、みごとな語りで生放送をリードされた指導者の方は、今日だけではなく、ぜひ毎日、しっかりと体操して下さいと勧められていました。確かに、運動不足になりがちな私のような者にとって、体を動かすことは大切です。
しかし、同時に、「心の鍛錬」にも力を尽くしていきたいですね。神様に喜んでいただけるような「敬虔な生き方」を、いつも求めていきたいものです。
「…敬虔のために自分を鍛練しなさい。肉体の鍛練もいくらかは有益ですが、今のいのちと未来のいのちが約束されている敬虔は、すべてに有益です。」(Iテモテ4:7-8、新改訳第3版)
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