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2007年7月 3日 (火)

信じる理由

昨日のブログで、「幸せに暮らすことができる場所を用意し、元気に生きていくための食べ物を与える」というのは、難しい言葉で、「一般啓示」と言います。これに対して、「直接語りかける」というのは、「特別啓示」と呼ばれます。創造主なる神様は、さまざまな方法で、私たちにその愛を伝えて(啓示して)下さっています。

最近、ヒュー・ロスというクリスチャンの天文学者が日本を訪れました。この方はPh.D.(哲学博士号)をもつ科学者ですが、聖書を信じるクリスチャンとして、宇宙全体が創造主なる神様によって造られたと信じています。ビッグバン理論は、宇宙を超越した神の存在を指し示す説得力ある証拠であり、それは旧約聖書・創世記1章の記述と全く一致する、という立場です。

日本では、青山学院大学や東京大学などで講演したようで、私も行ってみたかったのですが、残念ながらスケジュールの都合がつきませんでした。ロス博士は、「Reasons To Believe(信仰の根拠)」という団体の創設者で、イエス・キリストを信じることには、大きな科学的な理由がいくつもあることを、一般の人々に紹介しているとのことです。(詳しくは、こちら→ http://www.reasons.org/、またはhttp://www.konkyo.org/

科学は、クリスチャンたちの手によって始められました。一般には、信仰と科学は、互いに相容れないものとして対比されることが多いですが、実は、コペルニクスもガリレオもニュートンも皆、クリスチャンでした。彼らは、創造主なる神様こそが秩序ある自然界を造られたと信じており、彼らにとって科学は、神様の「一般啓示」を解明する手段だったのです。

神様が定められた「自然法則」の精緻さを発見した初期の科学者たちは、天地創造の偉大さにあらためて思いを馳せ、神様の素晴らしさをほめたたえたことでしょう。私たちも、自然界の中にも神様の愛を見出し、感謝をもって生きていきたいですね。

「天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。」(詩篇19:1、新改訳第3版)

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