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2007年11月19日 (月)

和解の使節となる

Flower071118 アメリカの聖書大学で学んでいた時、台湾からの女性留学生と出会い、私たち夫婦は彼女と親しくなりました。アジア系の学生がほとんどいない大学で、互いに親近感を感じていたのかもしれません。優秀で勉強熱心な学生で、ロスのダウンタウンにあるホームレス教会にも、一緒に手伝いにいきました。

「あなたたちを見て、日本人のイメージが変わった」と、彼女は言ってくれました。戦前の軍隊のイメージ、そして戦後のビジネスマンや売春(買春)ツアーのイメージとは、少し違ったものを感じたようです。彼女は卒業後、帰国し、台北のNPOで慈善活動をしているようです。何年か前に台湾に行った時は、私と何人かの牧師たちを連れ、台北の街を案内してくれました。

聖書大学の後、私が学んだ神学大学院は、韓国人留学生が多く、キャンパスはまるでコリアン・コミュニティのようでした。そこで友人になった韓国人牧師は、私たち家族をある日、夕食に招待してくれました。ロス郊外にある一軒家で、裏庭にはプールがあります。子どもたちと一緒に少し泳いだ後、コリアン・バーベキュー(焼肉)に舌鼓を打ちました。

その牧師を含め、これまで会った韓国人クリスチャンはほとんど、日本人を愛し、日本に神様の愛を伝えたいと言います。それは、マスコミで報道される韓国(特に政治家やデモ隊の人たち)のイメージとは、全く違います。彼らはもちろん、旧日本軍が韓国・朝鮮で何をしたか、私たち日本人以上によく知っています。近親者が直接、被害を受けた人もいます。それでもなお日本人を赦し、日本を愛するという姿には、頭が下がる思いがします。

創造主なる神様は、キリストによって私たちに、和解の道を与えて下さいました。それは政治的な解決ではなく、アイドルやアニメの一時的な人気、はかない流行をベースとした民間交流でもありません。国籍や民族を越え、すべての人のために命を捨てて下さったイエス・キリストの愛に基づく、平和と共生への働きかけなのです。

キリストを信じる一人ひとりが、「愛の外交使節」として神の国から派遣され、世界中において神の愛による和解の働きを進めていることを感謝します。

「神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。」(2コリント5:18-20、新改訳第3版)

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