ヤクザから牧師へ
七飯シオン教会では来月13日(木)夜、シロアムキリスト教会の鈴木啓之牧師をお招きし、クリスマス講演会を開催することになりました。(http://homepage3.nifty.com/nanaezion/xmas2007.pdf)
17歳からヤクザの世界に入り、35歳の時に劇的な回心を経験してイエス・キリストを信じ、牧師となった方です。沖縄から北海道まで十字架を背負って歩いた姿は、2001年公開映画「親分はイエス様」のモデルにもなりました。元ヤクザのクリスチャン伝道グループ「ミッションバラバ」にも所属し、米国大統領を始め、世界のVIPの前で人生再出発の体験を語りました。
同牧師の著書には、「愛されてゆるされて」、「誰だって人生をやり直せる」、「イレズミ牧師のどん底からの出発法」などがあります。本の帯に記されている、「過去は変えられない。でも未来は変えられる!」、「神の力で地獄の底から這い上がれ!」といったフレーズは、見る人の心に強烈なインパクトをもって訴えかけてきます。
ヤクザになって最後には殺されかけ、自殺寸前まで追い込まれた、同牧師の次のような言葉には、説得力がありますね。「自分の人生をやり直すことも、自分が決断し、腹をくくり、強い忍耐と勇気を持って戦うことだと私は思います。しかし、安心してください。私のようなどうしようもないヤクザ人生を生きてきた人間でさえ、人生をやり直せたのです。」
バクチ依存症、アルコール依存症、女性依存症、覚せい剤依存症だった同牧師が、その絶望的な状態から抜け出すことが出来たのは、「イエス様依存症」になったからとのこと。「イエス様中毒」となって健康を取り戻し、妻子との関係が回復し、聖職者として再スタートできた経験は、今、多くの悩みをかかえる人たちの励ましとなっているようです。
ミッションバラバの「バラバ」とは、イエス・キリストの代わりに恩赦を受けた囚人でした。キリストは、このバラバの身代わりとなって十字架につかれ、その罪を一身に引き受けて下さったのです。元ヤクザのクリスチャンたちは、「親分イエス様」に罪を肩代わりしてもらった「極悪人バラバ」を自分たちのモデルとし、神様の限りない愛とゆるしのメッセージを日本内外の多くの人々に伝えてきました。
しかし、バラバは、ただヤクザ者の象徴だけではありません。神様の完全な基準に照らせば、私たちの小さな嘘も罪になります。神様から見れば、すべての人は、「すねに傷を持つ」罪人だと聖書は語っています。私たちすべての身代わりとなり、十字架について下さった「親分」イエス・キリストに感謝します。
「彼らは、声をそろえて叫んだ。『この人を除け。バラバを釈放しろ。』バラバとは、都に起こった暴動と人殺しのかどで、牢に入っていた者である。ピラトは、イエスを釈放しようと思って、彼らに、もう一度呼びかけた。しかし、彼らは叫び続けて、『十字架だ。十字架につけろ』と言った。」(ルカ23:18-21、新改訳第3版)
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