「いのちの水」の大波
韓国YWAMチームが今朝、高速バスに乗り、札幌に出発しました。そちらに1週間ほど滞在し、教会のお手伝いをした後、韓国に帰る予定のようです。2週間近くの七飯滞在が祝福され、無事に送り出すことができたことを感謝します。
私たちの教会に来るチームは、ソウルの大学生たちで、普段は毎週木曜日に大きな集会があり、何百名もの若者たちがともに神様を礼拝していると聞きました。彼らが日曜日に集う教会も、大きな教会が多いようです。私たちの教会に来た人たちは、小さな集まりの家族的な雰囲気を楽しんでくれるようです。都会の洗練された大集会とはまた一味違った、田舎の素朴な人情味が感じられるのではないでしょうか。
ソウルは、あまり雪が降らないそうです。チームの人は雪があると喜んでくれるようなので、毎年、この時期になると天候が気になります。今シーズンは、暮れの29日に大雨が降り、それまでに降り積もった雪がすっかり無くなってしまいました。「今年は雪なしかなぁ」と思っていると、不思議なことに、彼らの来訪に合わせたかのように、再び一面の雪景色となりました。チームの一人は、「北海道ではこんなに雪が降るとは思いませんでした」と言っていました。神様がきっと、雪を通しても、彼らの訪問を祝福して下さったのでしょう。
チームを札幌に送り出す直前、ふと彼らが、私たちの教会から流れ出す「水の流れ」のように感じました。YWAMのビジョンは、先日の記事に書いた通り、若い人たちが神様の愛のメッセージを携えて、世界中に押し寄せる波になることだそうです。(http://lifestream.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_5ee3.html)
私たちの教会のビジョンは、「いのちの水の郷(さと)」を築いていくことです。(http://homepage3.nifty.com/nanaezion/vision.htm)
「いのちの水」とは、創造主なる神の霊(聖霊)の象徴です。イエス・キリストを信じる人は、聖霊が心のうちに住んで下さり、この神様の霊によって私たちは、愛と喜びで満たされた生き方ができるようになります。そのような人々が、互いに愛をもって支え合うコミュニティー(共同体)を、私たちは「いのちの水の郷」と呼んでいます。
今朝ふと感じたのは、世界中に溢れ流れて行く「いのちの水」のビジョンは、人の流れのことも言い表しているということです。聖霊に満たされた人々は、世界各地に遣わされ、悲しんでいる人、苦しんでいる人、困っている人、弱っている人たちに、「いのちの水」による新しい生き方の祝福を伝えることができます。
毎年来てくれる韓国YWAMチームは、神様の水の波となって、私たちの教会を潤してくれています。私たちの教会から出立するチームの一人ひとりが、さらに聖霊に豊かに満たされ、神様の愛を伝える大波、怒涛のような「水の流れ」として全世界に流れ出て行ってほしいと願っています。
「この川が流れて行く所はどこででも、そこに群がるあらゆる生物は生き、非常に多くの魚がいるようになる。この水が入ると、そこの水が良くなるからである。この川が入る所では、すべてのものが生きる。」(エゼキエル47:9、新改訳第3版)
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