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2008年3月 6日 (木)

唯一の真の神

「キリスト教は唯一神を信じているが、日本には八百万の神々がいる」と、よく言われます。砂漠地帯で生まれた一神教は、緑豊かな自然に恵まれ、どこにでも神々がいると信じられる日本の風土になじまないと言う人もいます。しかし、実は聖書の中には、創造主なる神以外の神々が登場します。

父祖アブラハムの時代から、イスラエルの民は、メソポタミアやエジプトなどの多神教の文化に囲まれていました。モーセに率いられて約束の地カナン(今のイスラエルの地)に向かった人々も、繰り返し、カナンの神々について話を聞かされています。新約聖書でも、ローマ帝国各地を旅行したパウロたちは、ギリシア・ローマの多神教文化の中で宣教活動を進めました。

ですから聖書は、創造主以外の「神々」が存在しないと言っているわけではありません。その存在については、認めているのです。重要なことは、「多くの神々がいるかどうか」とではなく、「どの神を真の神として拝むのか」という問題なのです。

この点について、聖書のメッセージは明確です。「世の中の人々は、多くの神々を信じているかもしれないが、あなたたちは偽の神々を拝んではならない。唯一の真の神、天地創造の主だけを礼拝しなさい」と、聖書は語っています。それは、すべての霊的存在を造られた創造主なる神様の真実な愛を私たちが知り、人生を通して体験していくためなのです。

イエス・キリストを通して、今、私たちが唯一の真の神を知る者とされていることを感謝します。

「 まことに、私は知る。(創造)主は大いなる方、私たちの主はすべての神々にまさっておられる。」(詩篇135:5、新改訳第3版)

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