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2008年4月25日 (金)

証人

水曜夜は、今年から札幌勤務になった中学校時代の同級生と会って来ました。札幌に出掛ける用事ができたので、連絡してみると、ちょうどその日は空いているとのこと。待ち合わせ場所は、定番の「すすきの駅改札前」です。

午後6時ちょうどに行くと、マジメな彼は、もうそこで待っています。近くの炉端焼きのお店に入り、3時間以上、よもやま話に花を咲かせました。友人はビールと焼酎、私はもっぱらウーロン茶。料理が塩辛いせいか、なぜか私も大きなグラスのウーロン茶を3杯も飲み干しました。(笑)

話の中で一つ印象に残ったのは、友人の会社で働くある人の話です。いい意味でどこか違うと感じていたそうですが、ある時、その人がクリスチャンだということが分かったのだそうです。私の友人は、それで少し納得がいったとのこと。生き方についての考え方の違いが、仕事の面にもあらわれていたようです。

翌日の木曜朝、訪問した教会では、私がクリスチャンになった経緯(救いの証し)をお話しさせていただきました。その時、また思い出したのが、小・中・高と8年間クラスが一緒だったもう一人の友人です。(その友人については、こちら→ http://lifestream.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_b75a.html

その8年間の学校生活の中で、彼は私にとって、神様から遣わされた「キリストの証人」でした。私はその間、ほとんど教会に顔を出すことはありませんでしたが、彼とその家族の姿を通して、クリスチャンとはどういう人たちなのかを学んだのです。

そして、同じことは、水曜夜に会った友人の知り合いについても言えます。その人の生き方、考え方、仕事の仕方を通して、クリスチャンとはどういう人なのか、周りの人が理解していくことになるのです。

最近は、マーケットプレイスの伝道が話題になっています。マーケットプレイスとは、「市場」のこと。日本では特に、ネット上の売買の場を意味するようです。アマゾンでも、「マーケットプレイス」に出品しているいろいろなお店から、古本を買ったりできますね。

しかし、英語圏のキリスト教界で今、話題になっている「マーケットプレイス」とは、ネット上の市場のことではありません。仕事を持つクリスチャンが、ビジネスで関わりのある領域のことを言っています。「万人祭司」とされている「キリストの証人」は、神の国からその仕事場に派遣されている。だから、仕事上の人間関係を通しても、創造主なる神様の愛を伝えていくべきである、という考え方です。

広い意味で言えば、学生にとっての「マーケットプレイス」は、学校ということになります。ですから、かつての私の友人も、本人が強く意識するしないに関わらず、自らの生き方、考え方を通し、「キリストの証人」として「マーケットプレイス伝道」に携わっていたのでしょう。

イエス・キリストを信じる私たちは、それぞれ神様から遣わされる場所で、創造主なる神様の素晴らしさを周りの人に伝える、愛に満ちた証人となっていきたいですね。

「次のように書いてあります。キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。あなたがたは、これらのことの証人です。」(ルカ24:46-48、新改訳第3版)

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