« ペンテコステ・聖霊運動 | トップページ | 驚くべき神の声 »

2008年6月 9日 (月)

真理の王に聞き従う(ヨハネ18章)

Flower080608 ヨハネ福音書も、いよいよクライマックスの時が近づいてきました。18章はイエスが逮捕され、「大祭司」アンナスとローマ総督ピラトのところで尋問を受ける場面です。もちろん、逮捕した側がイエスを尋問しているのですが、そのやり取りを見ると、まるでイエス・キリストが逆にアンナスやピラトを尋問しているかのようです。

アンナスがイエスの教えについて尋問すると、イエスは、こう答えました。「わたしは、ユダヤ人がみな集まって来る会堂(シナゴーグ)や宮(神殿)で、いつも教えていた。…なぜ、あなたはわたしに尋ねるのか。」その言葉は、「わたしの教えを、あなたは知っているはずだ。どうしてあなたは、その教えに聞き従わないのか」という、叱責のように聞こえます。

ユダヤ人の王なのかどうか問い詰めるピラトに対してイエスは、「わたしは確かに王であるが、わたしの国はこの世のものではない」と答えました。そして、「わたしは真理を伝えにこの世に来たのであり、真理に属する者は、わたしの声に聞き従う」とも言われました。ピラトに対し、「あなたはわたしの声に聞き従わないのか」と問い掛けられたような言葉でしたが、ピラト自身は、「真理」にも「聞き従うこと」にも関心がなかったようです。

19章の最初の部分では、ピラトがイエスに、「私には、あなたを釈放することも、十字架につけることもできる権威(権限)があることを知らないのか」と迫っています。しかし、彼に対してイエスが語った言葉は、「あなたのその権威は上から授けられたものに過ぎない」と言うものでした。

その権威をピラトに授けたのは、直接的にはローマ皇帝でしたが、究極的には天地創造の神。つまり、尋問されている側のイエス・キリストが、尋問者ピラトにその権限を与えていたのです。「あなたは、それを知らないのか」という言葉は、今度は、イエスから総督ピラトに向けられていました。

このように尋問の場においても、イエスは尋問者たちに対して、真理(真実)の教えに聞き従うかどうかを問われています。神の国の王なるイエス・キリストは今、私たちに対しても同じように、神の真理を受け取り、その教えに聞き従うかどうかを問い掛けられているのです。

私たちは、イエス・キリストが語られた真理を悟り、そのみ声にいつも忠実に従う生き方をしていきたいですね。

「そこでピラトはイエスに言った。『それでは、あなたは王なのですか。』イエスは答えられた。『わたしが王であることは、あなたが言うとおりです。わたしは、真理のあかしをするために生まれ、このことのために世に来たのです。真理に属する者はみな、わたしの声に聞き従います。』」(ヨハネ18:37、新改訳第3版)

|

« ペンテコステ・聖霊運動 | トップページ | 驚くべき神の声 »

礼拝」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/186781/41481300

この記事へのトラックバック一覧です: 真理の王に聞き従う(ヨハネ18章):

« ペンテコステ・聖霊運動 | トップページ | 驚くべき神の声 »