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2008年7月23日 (水)

「自分探し」の道なき道

大学入学後、人生の目的と自らの「天職」を見出すまで、6年かかりました。どこに行って何をしたら良いのか皆目見当がつかず、道なき道を突き進むような苦難の行路でした。まったく暗中模索の6年間でしたが、今の言葉を使うと、「自分探し」の旅路だったと言えます。

大学教養の数学につまずいて文学部に移り、卒論で挫折して政治・経済分野へと方向を変え、将来が見えないまま就職活動をして失敗し、ボランティア団体の手伝いに行くとそこも自分の居場所ではないように感じました。

これからどうしたらいいだろうと思い悩んでいる時、洗礼を受け、クリスチャンとなり、牧師の道を志す導きが与えられたのです。それは、人生の目的と「天職」が明らかになった、「自分探し」の終着点でした。(その「導き」については、こちら→ http://lifestream.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b39c.html

大学の頃、確か友人から、「The Missing Piece」(邦訳「ぼくを探しに」)という絵本を紹介されました。パックマンのような形の主人公が、自分の欠けた部分を満たす「かけら」を探して旅に出る話です。その続編、「The Missing Piece Meets the Big O」(邦訳「ビッグ・オーとの出会い」)では、「かけら」を探し回る人生ではなく、模範にならって自ら前進していく生き方の大切さが描かれていました。

私の欠けた部分を満たして下さったのは、創造主なる神様です。求めていた人生の目的と自らの「天職」について、答えを与えて下さいました。足りなかった「かけら」は、私を創造し、永遠の愛をもって見守り、生かして下さっている神様との関係だったのです。

私にとって、生き方の模範を示す「ビッグ・オー」となったのは、イエス・キリストでした。創造主なる神様の愛を伝え、自らのいのちを懸けてその愛をあらわされたキリストの姿は、私たちがどのように生きるべきかを力強く語っています。

辛く苦しい「自分探し」の旅でしたが、求め続けた私に、創造主なる神様が答えを下さったことを感謝します。

「わたしは、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。」(ルカ11:9、新改訳第3版)

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