異動
一昨日の日曜日、礼拝後に臨時教会員総会を開催しました。来年(2009年)春より私が、埼玉県所沢市の「ホープチャペル所沢」に異動し、七飯シオン教会主任牧師は斎藤政幸さんが引き継ぐことを正式に発表するためです。
私は実は、ずっと七飯にいるつもりでした。ホープ所沢のコーリー牧師も、ずっと所沢にいるつもりだったそうです。ところがつい最近、創造主なる神様から、「所沢を出てハワイに行きなさい」と語られたとのこと。私のところにメールが来たのは6月13日で、所沢を引き継いでくれないかと書いてありました。
最初そのメールを読んだ時、すぐに断ろうかと思いました。しかし、先ず神様に聞かなければならないと思い、祈るからちょっと待ってくれと返信します。妻は、函館に母がいるため、真っ先に反対するだろうと思いきや、何と「所沢に行くのが神様のみこころではないか」と言い出します。翌週16日からは教団大会でした。きっとその中で神様の導きが与えられるだろうと思い、開催地の沖縄へと飛び立ちました。
今回の大会テーマは、「わたしを遣わしてください」(イザヤ6章8節)。テーマを見ただけで、すでに答えが出ているような感じでした(苦笑)。それでも私の頭の中には、それぞれの教会のこと、子どもたちの学校のこと、函館の義母や札幌の母のことなど、整理しなければならない問題がいくつも巡っていました。
大会講師の千田次郎牧師が語った最初の晩のメッセージは、私の心を溶かしました。「ウジヤ王が亡くなり、指導者が交代する時、人々は多くの不安を抱いたに違いない。イザヤも祖国を思い、悩み苦しんだ。しかし、彼が神様の臨在におおわれた時、問題はすべて消え去ってしまった。」そのように、言われたのです。
帰宅して再び妻と祈り、所沢への異動が神様のみこころだと確信した私は、教団の正式な異動手続きに入りました。7月の教団会議(理事会)で承認を受け、その後の教会役員会(長老会)で打ち合わせた上で、一昨日に教会での正式発表となったのです。
総会に出た教会の皆さんは、寂しさを言い表しつつも、これが神様のみこころだと受け入れてくれたようです。多くの人が発言し、率直に心の思いを分かち合いました。所沢に行った後も、何らかの形で交わりを継続したいという希望もありました。七飯における「神の家族」が健やかに成長した姿を実感することができ、そのような教会の牧師をさせていただいたことを、たいへん光栄に思いました。
七飯シオン教会は、直前の準備期間を含めると、来春で14年になります。7は完全数で完成を意味していますから、14年は二つの完成を象徴しています。それは、私と斎藤牧師の準備が完成した意味かもしれません。創造主なる神様が、「神の国の人事異動」の時期を正確に決め、私たちがその大きなあわれみにより生かされていることを感謝します。
「あなたのあわれみは大きい。(創造)主よ。あなたが決めておられるように、私を生かしてください。」(詩篇119:156、新改訳第3版)
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