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2008年9月29日 (月)

変化に正しく対応する(使徒11章)

変化が起きた時、人はさまざまな反応をします。

カイザリヤのコルネリオの家で異邦人たちにも聖霊が注がれた出来事は、キリスト教会の将来を左右する重大事件でした。イエス・キリストの救いはユダヤ人だけでなく、すべての国の人々に約束されていることを、その事件は明確に指し示していました。

その場にいたペテロたちは、その意味を即座に理解します。しかし、その場にいなかったエルサレム教会の人々は、知らせを聞いて否定的に反応しました。異邦人の家を訪問することは、彼らの伝統に反していたからです。

そこでエルサレムに帰ったペテロは、「しるし」となった出来事をいくつか挙げ、それらを主イエスのみことばと照らし合わせて判断したと分かりやすく説明します。エルサレム教会の人々は、状況を正しく理解し、納得しました。その変化は、創造主なる神様がもたらされたのだと悟ったのです。

一方、アンテオケの教会ではさらに大きな変化が起こりつつありました。もともと多神教で、ユダヤ人とあまり仲の良くなかったギリシヤ人たちがイエス・キリストを信じ、どんどん教会に集うようになっていたのです。

事を重大視したエルサレム教会は、すぐに「使徒」バルナバをアンテオケに派遣しました。そのリバイバルが真正なものかどうか見分け、人々を霊的に正しく指導することが必要だったのです。バルナバの監督下、アンテオケ教会は大きく飛躍します。その教会はパウロの訓練の場となり、さらに飢きんに苦しむエルサレム教会を支援するまで成長していったのです。

初代教会は、このような出来事を通し、エルサレム一極集中型からいくつかの拠点をもつネットワーク型組織へと次第に変容していきます。各地の教会を監督し、連携させる使徒や預言者たちが活躍し、そこにはユダヤ人だけでなく、多くの国籍や文化的背景を持った人々が一つの家族として集うようになります。それは、おそらくエルサレムで史上初のキリスト教会が誕生したペンテコステの日には、誰も想像もできなかったような大きな変化だったでしょう。

使徒たちと初代教会の人々は、神様がもたらされたこのような変化に正しく対応していくことができました。私たちも、創造主なる神様にいつも聞き従い、変化に適切に対応して歩んでいきたいですね。

「(エルサレム教会の)人々はこれを聞いて沈黙し、『それでは、神は、いのちに至る悔い改めを異邦人にもお与えになったのだ』と言って、神をほめたたえた。」(使徒11:18、新改訳第3版)

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