預言者ジーン
最近聞いた預言というと、5月の米国フォースクエア大会のことを思い出します。
今年の大会は5月25~28日。会場はアナハイムで、ディズニーランドすぐ横のコンベンションセンターでした。当然、ミッキーに会いに行く時間などなく、予定がぎっしりつまっていました。(苦笑)
2日目の朝、遅れてビジネスセッションに出席すると、ジャック・ヘイフォード夫妻がステージ上にいて、みんなスタンディングオベーションしています。米国教団総理の再任でも決まったのだろうかと思っていたら、そのまったく逆でした。ジャック牧師が次の任期を受けないことを決心したと言うのです。
何でも日曜夜に奥さんと二人で祈っていたら、そのように導かれ、平安があったとのこと。米国教団の理事たちが聞いたのは、大会初日の月曜日だったようで、大混乱だった模様です。私はそんなことは何も知らず、ただ初日夜にジャック牧師が、「明日のビジネスセッションには、海外のリーダーも出た方がいいと思う」と言っていたので、遅刻しつつも顔を出したのでした。
数千人(?)の出席者たちの中にはすぐに受け入れられない人もいたようで、「どうして続けないのか」と質問し、涙を流し、食い下がる人もいました。そんな中でステージ脇のマイクの場所に出てきたのが、ジーンという名前のお婆ちゃんです。
この人、ジャック牧師とは長年の知り合いのようで、数週間前にある別の牧師の誕生会に同席したそうです。その時、神様から一つのことばが与えられたとのこと。ところが、その場で伝える機会を逸してしまったようで、すぐに伝えられなくてごめんなさいと謝っていました。
それは、こういうことばだったそうです。「あなたが総理の次の任期を受けようとしているのは、義務感からか、それとも神様の導きなのか。」
ためらいがちに語られたこのことばは実にパワフルで、会場全体がシーンと静まりかえり、人々がジャック牧師の決断に納得したように感じました。ジャック牧師自身は、「このことばが語られたのは遅かったわけではない、パーフェクトタイミングだ」と感謝していました。
なんだか、ルカ福音書2章に登場する女預言者アンナのようですね。私たちは、神様が人を通して語られることばを注意深く聞き、吟味していきたいと思います。
「あなたがたは、みながかわるがわる預言できるのであって、すべての人が学ぶことができ、すべての人が勧めを受けることができるのです。」(Iコリント14:31、新改訳第3版)
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