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2016年1月 1日 (金)

幸いな人生を歩む

 昨年4月、国連は、2015年世界幸福度報告書を公表しました。それによると、日本は世界158か国中、幸福度は46位だったそうです。トップはスイスで、以下アイスランド、デンマーク、 ノルウェー、カナダ、フィンランド、オランダ、スウェーデン、ニュージーランド、オーストラリアと続くそうです。上位10か国中、7か国が欧州の国です。ランキングを作成するために用いられたのは、次の6つの指標です。①一人当たり実質国内総生産(GDP)、②健康寿命、③頼れる人の存在、 ④人生における選択の自由、⑤社会的な不正からの自由、⑥社会の寛容性。それぞれの項目について学者たちが10点満点で採点し、幸福度を計算したそうです。上位13か国は、前年と同じでした。それらの国々は豊かで社会的な絆が強く、政府は比較的正直で、説明責任を果たしているそうです。「幸福になるにはお金だけでは不十分だ。必要なのは社会の公正さ、個人レベルでの正直、信頼、健康だ」と、この報告書は指摘しているそうです。

 国連が世界各国の幸福度を調べ始めたのは、2012年です。その4年前、ブータンの首相は国連総会の演説で、「国民総幸福量(Gross National Happiness)」という考え方を発表しました。「経済的な豊かさだけで人は幸せになれない。どれだけ精神的に豊かなのかを考慮に入れる必要がある」という主張でした。この考え方が、国連の幸福度調査の土台となったようです。日本は、健康寿命の項目は点数が高いのですが、人生における選択の自由は低いようです。一人当たり実質GDPも、あまり高い点数ではありません。幸福度が最も低いのは、紛争が続く国、貧困に悩む国、感染症が広がる国だそうです。確かにそのような問題を抱えていたら、人々が幸福に感じることは難しいかもしれませんね。

 ただ、国連が選んだ6つの項目だけで、本当に幸福の度合いが測れるかどうかは不明です。学者たちの採点が正しかったかどうかも分かりません。そもそも幸福が数値化できるのかという問題もあります。他の人からは幸福そうに見えなくても、本人はたいへん幸福だと思う場合もありそうです。年齢によって、何を幸せと感じるかが変わって来ることもあります。ブータンでも、幸せの定義は揺れているそうです。伝統的な生活が良いというお年寄りもいます。洗濯機がほしいという若い主婦もいます。テレビが大好きというお年寄りもいるそうです。そう考えると、国民全体の幸福度を測るのは簡単ではありません。

 聖書が教える幸福の基準は、全てを造られた神様の祝福を受けるかどうかです。神様の祝福を受け取る人は幸福であり、祝福から離れる人は不幸です。全ての人を祝福するために、神様は人類の代表としてアブラハムを選ばれました。先ず彼とその子孫を神様が祝福する計画でした。そして、その祝福が全世界に流れて行くためでした。イエス・キリストを信じるなら、誰でもアブラハムの子孫とされます。神様の永遠の祝福を受け取ることができます。私たちに、幸いな人生を歩む道が用意されていることを感謝します。

「幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、罪人の道に立たず、あざける者の座に着かなかった、その人。まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。」(詩篇1:1-2)

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