« 幸いな人生を歩む | トップページ | イエスについて行く »

2016年1月 3日 (日)

天の御国の準備をする

 今年は、3月26日に北海道新幹線が開業する予定です。ここ何年か、工事が急ピッチで進められて来ました。昨年秋、函館に向かう飛行機の中から、妻は北海道新幹線の高架を見ることができました。函館空港に着陸する飛行機は、風向きによってコースが異なります。ちょうどその日は、新幹線の高架の上を飛びました。晴れていたので、よく見えたようです。それが新幹線の高架だと分かった時、妻は感慨深い思いを抱きました。新幹線建設のために、実に長い年月をかけて準備がなされて来たからです。

 北海道に新幹線が来る話は、妻や私が小学校の頃からありました。日本で最初に新幹線が走ったのは1964年、前回の東京オリンピックの年です。高速鉄道を建設する構想は、その何十年も前からあったそうです。日本で鉄道が建設され始めた時、お金が十分ありませんでした。そこでコスト削減のため、線路の幅を狭くしたそうです。ところが線路の幅が狭いと、列車のスピードに制限がありました。1950年代まで、日本の鉄道の最高速度は時速100キロ以下だったそうです。ドイツの鉄道は150キロ、イギリスは160キロ、アメリカは180キロ以上出ていました。中国大陸で始まった戦争は、長く続きました。人や物をできるだけ多く、速く、遠くに運ぶ必要性がますます高まっていました。そこで1940年に、「弾丸列車」の工事が始まりました。しかし、その工事も第2次世界大戦で一時中断されました。

 戦後の復興が始まると、東海道本線の輸送能力は限界に達しました。ただ新幹線を走らせるためには、いくつかの課題がありました。第一に、広い幅の線路を敷く土地を確保すること。第二に、高速で走る電車を開発すること。第三に、大きな電力を遠くまで送る仕組みをつくること。第四に、新幹線を動かす人を育てること。第五に、車両や設備のテストを十分に行うこと。第六に、これら全てに必要なお金を確保すること。こうした課題をすべてクリアして初めて、東海道新幹線は完成したのです。その後、山陽、東北、上越新幹線などが次々と建設されました。しかし、その建設費用は膨大でした。当時の国鉄は財政破たんし、北海道新幹線の計画は凍結されました。その後開通した青函トンネルには、在来線だけが走ることになりました。

 建設計画が再び持ち上がったのは、私が北海道の教会で牧師をしていた頃です。私たちの家は、新幹線の新駅から車で10分ほどの場所にありました。東京行きが便利になるかと期待したことを覚えています。新幹線が開通するために、これまで多くの人々が長い時間をかけて準備を重ねて来ました。函館郊外には新しい駅が建設され、周辺の整備も進められつつあるようです。全ての準備が整った時、新幹線は開業することができます。

 神様は、天の御国を完成するために、さまざまな準備を重ねて来られました。人類を創造されました。アブラハムとその子孫たちに、神様の計画を伝えられました。イエス様が地上に来られ、御国に入る道を与えて下さいました。神様がなすべき天の御国の準備は、全て整えられています。あなたの準備は、整っているでしょうか?御国に入る準備をしなさいと、神様は全ての人に呼びかけられています。

「そのころ、バプテスマのヨハネが現れ、ユダヤの荒野で教えを宣べて、言った。『悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。』」(マタイ3:1-2)

|

« 幸いな人生を歩む | トップページ | イエスについて行く »

礼拝」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/186781/63061647

この記事へのトラックバック一覧です: 天の御国の準備をする:

« 幸いな人生を歩む | トップページ | イエスについて行く »