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2016年7月24日 (日)

神のみこころを行う

 先日、テレビに島田洋七さんが出ていました。私は30年近く前、この人に会ったことがあります。教会のすぐそばのラーメン屋さんに、妻と二人で食べに行った時です。彼は当時、その店のオーナーでした。ラーメンを食べ終わり、帰る時に私はうっかり出口の扉を間違えました。すると横に立っていた彼はすかさず、こう言いました。「大ボケでんな、ダンナ!」さすがツッコミが上手だと、私は感心しました。彼のことは知っていましたが、私はあまり彼の漫才を聞いたことはありませんでした。漫才師としてピークだったのは、私が大学生の頃です。その頃、私は人生に悩んでいました。漫才を聞いて笑う気になれませんでした。しかも当時ブームだった漫才はテンポが早すぎて、ついていけませんでした。

 先週の番組で、島田洋七さんは人生でたくさん失敗をおかして来たと告白していました。「人の話を聞かず、思いつきで行動してしまう」ためでした。漫才師になろうと思ったのも、実は思いつきでした。他の人の漫才を聞いて、「これなら自分もできる」と思ったそうです。「人を15分笑わせるだけで稼げるなんて、こんなにいい商売があるのか」とも思ったそうです。それから大ブレークするまでの10年は、上り調子でした。でも一番ピークだった時、友人から助言されたそうです。「ブームが去った後どうするか、考えておくべきだ。」ところが彼は、何も考えませんでした。そして突然、仕事がなくなりました。その後、思いつくままに飲食店を始めたり、参議院選挙に出たりしました。全然うまく行きませんでした。希望を失って、自殺を考えたこともあったそうです。

 彼が再び自分のなすべきことを見つけたのは、友人であるビートたけしさんの助言がきっかけでした。本を書けと言われて、出版したのが「佐賀のがばいばあちゃん」です。彼を育てた、実にユニークなおばあちゃんの話です。ベストセラーとなって、シリーズの本が何冊も出ました。映画やドラマにもなりました。翻訳されて、海外でも出版されたそうです。私も何冊か本を読みました。面白くて、この時はたくさん笑いました。この本のヒットにより、島田洋七さんは日本全国で教育や人生に関する講演活動を行うようになりました。これまで講演した場所は、4000か所を超えるそうです。自分の思いつきではなく、友人の助言に従った時、彼は自分が何をしたら良いのか再び発見したのです。

 聖書の中にも、思いつきで行動して失敗した人たちがたくさん出て来ます。アブラハムは、思いつきで妻のサラをエジプト王に差し出しました。エサウは、思いつきで偶像を拝む女性2人と結婚しました。嫁たちは、エサウの両親の悩みの種になりました。ヨセフの兄たちは、思いつきで弟を奴隷として売りました。モーセは、思いつきでエジプト人を殺してしまいました。サウル王は、思いつきで祭司の役割を果たしました。それによって彼は、王位を失うことになりました。そしてダビデ王は、思いつきで家臣の妻バテシェバと浮気しました。思いつきによる行動は、大きな失敗をもたらします。

 イエス様は、私たちが思いつきで失敗しないように助けて下さいます。信じる人の友となり、聖霊様を通して最高のアドバイスを与えて下さいます。私たちが、神のみこころを行えるように導いて下さいます。その助言には、間違いがありません。私たちに最高の助言を下さる最高の友人を感謝します。

「それから、イエスは少し進んで行って、ひれ伏して祈って言われた。『わが父よ。できますならば、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願うようにではなく、あなたのみこころのように、なさってください。』」(マタイ26:39)

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