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2016年10月16日 (日)

人種や民族の壁を越える

 先日、銀座でリオ五輪・パラリンピック選手団のパレードが行われました。80万人が集まったそうです。今年の五輪では、いわゆるハーフの選手の活躍が目立ちました。ベイカー茉秋選手は、柔道で金メダルを獲得。父はアメリカ人、母は日本人です。ケンブリッジ飛鳥選手は、400メートルリレーで銀メダルを獲得。父はジャマイカ人、母は日本人です。メダルまで届きませんでしたが、ウォルシュ・ジュリアン選手は陸上競技に出場しました。父はジャマイカ人で母は日本人。テニスのダニエル太郎選手は、父はアメリカ人で母は日本人です。今後も、ハーフで活躍する選手はますます増えそうです。陸上のサニブラウン選手や野球のオコエ瑠偉選手、テニスの大坂なおみ選手などが注目されています。

 実はこれまでも、ハーフの五輪選手はいました。アテネ五輪のハンマー投げで金メダルをとった室伏広治さんも、ハーフです。ミドルネームはアレクサンダー。父は日本人、母はハンガリー系ルーマニア人です。父の重信さんもハンマー投げ選手で、息子が記録を破るまで日本記録保持者でした。広治さんはアテネ五輪などの活躍が認められ、天皇陛下から紫綬褒章を授与されています。北京五輪で野球の日本代表だったダルビッシュ有選手も、ハーフです。父はイラン人で母は日本人。日本ハムファイターズで活躍し、今はメジャーリーグです。こうした先輩たちの活躍もあり、五輪競技でハーフの選手が活躍するのは、珍しくなくなりつつあります。外国出身で日本国籍を取得し、日本代表となった人もいます。サッカーのラモス瑠偉さん、バレーボールの白井貴子さん、ソフトボールの宇津木麗華さんなどです。スポーツの世界では、人種や民族の壁がどんどん薄くなりつつあるようです。

 スポーツ以外の世界でも、最近はハーフや外国人の活躍が目立ちます。テレビにも、そのような人たちがたくさん登場します。しかし、中には快く思わない人たちもいるようです。昨年、ミス・ユニバース日本代表に選ばれた宮本エリアナさんは、バッシングを受けました。彼女は父がアフリカ系アメリカ人、母が日本人。ハーフとして初めて日本代表になりました。コンテストに応募したのは、友人の死がきっかけでした。その友人もハーフでしたが、自分は誰なのか悩み、自殺しました。エリアナさんは「ハーフや人種への偏見をなくしたい」と思い、出場しました。ところが日本代表に選ばれると、ハーフの人はふさわしくないという批判がたくさんありました。今年のミス・ワールド日本代表には、吉川プリアンカさんが選ばれました。彼女も父がインド人、母が日本人のハーフです。エリアナさんが日本代表になったことに勇気づけられたそうです。彼女の選出にも批判的な人たちがいるそうです。日本代表は、純粋な日本人であるべきだという意見です。人種や民族の壁は、まだまだ日本に残っています。

 イエス様は、全ての人種や民族の壁を取り払われました。神の国は、ユダヤ人だけのものではありません。日本人と関係のない、外国人の国でもありません。イエス・キリストを信じるなら、人種や民族に関わりなく神の国の国民と認められます。どんな人種・民族出身でも神の国の代表とされ、その素晴らしい恵みを世界に伝えることができるのです。

「そこでペテロは、口を開いてこう言った。『これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行う人なら、神に受け入れられるのです。』」(使徒10:34-35)

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