« 真の神の国を伝える | トップページ | 旅人の人生を満喫する »

2017年3月12日 (日)

神の作品を尊ぶ

 今日からシリーズで、私たちのアイデンティティについて考えます。クリスチャンとは何者なのか。日本人以外の人々なのか。どこの国の人でも、イエス・キリストを信じる人は神の国の国民です。地上の国籍はそのまま持っています。しかし同時に、永遠の神の国の国籍が授与されています。それはどういう意味を持つのか、何回かに分けて考えて行きましょう。

 今週火曜日は、ホワイトデーです。これは、日本で始まった習慣だそうです。バレンタインデーにプレゼントをもらった男性が、くれた女性にお返しをする日ですね。バレンタインデーの習慣は、海外から輸入されました。もともとは、カトリックの聖人ウァレンティヌスの殉教記念日とされています。ローマ皇帝の勅令に背き、軍の兵士の結婚式を執り行った司祭とも伝えられています。この記念日に、さまざまなプレゼントを親しい人に贈る習慣が欧米で生まれました。男性も女性も贈る側です。ところが日本では、なぜか女性だけが男性にチョコレートをあげる日になりました。よく言われるように、チョコレート屋さんの陰謀だったのかもしれません。この習慣が定着したのは、1970年代頃とか。私もその頃、初めてチョコをもらった記憶があります。

 陰謀を確かに企てたのは、チョコレート以外の商品を売るお菓子屋さんたちです。バレンタインのお返しをする日を考え出しました。日本では女性だけがプレゼントをしていたので、好都合でした。お返しをよくする日本の文化にもマッチしていました。ホワイトデーという名前については、お菓子屋さんの団体がこう説明しています。「白は純潔を表わし、ティーンのさわやかな愛にぴったりだから。」3月14日は、聖ウァレンティヌスに助けられた男女が、改めて永遠の愛を誓い合った日だとか。キャンディーやマシュマロ、クッキーなどを贈る日として定着して来ました。「3倍返し」すべきという考え方もあるようです。女性だけでなく、お菓子屋さんにとっても美味しい話ですね。

 こういう習慣に反対して、デモする人たちもいます。「革命的非モテ同盟」の人たちです。ホワイトデーだけでなく、バレンタインデーやクリスマスも粉砕すべきだと主張しています。恋愛感情を経済活動に結びつける「恋愛資本主義」に反対とのこと。先月のバレンタインデーでは、こう主張しました。「お菓子メーカーの陰謀に踊らされるな。」「ホワイトデーの3倍返しは、利息制限法違反だ。」「カップルは自己批判せよ。」ただ、こうも言っていました。「非モテにも愛を分けろ。」私が最も共感したのは、次の言葉です。「もらったチョコの数で、人間の価値を決めるな。」これは確かにそうです。バレンタインでチョコをたくさんもらっても、重要な価値のある人間とは限りません。

 人間は、数で価値を計ろうとする傾向があります。分かりやすいからです。人と比べて自分はどの辺なのか、把握しやすいからです。例えばテストの点数。偏差値。稼いだお金。持っている財産。服やアクセサリー、お宝の値段。仲間の人数。自分を知る人の数(つまり有名かどうか)。あるいは支持率等々。しかし私たち一人ひとりの価値を決めるのは、そのような数ではありません。私たちを造られた神様が、全ての人に同じ値段を付けられました。神の御子イエス・キリストのいのちの値です。神の国の国民は、自分や周りの人々がそれほど高価なのだと知り、その価値にふさわしい生き方を心掛ける人です。悲しむ人に寄り添い、困っている人に手を差し伸べるような良い行いをする生き方です。チョコやクッキーは関係ありません。私たちはすでに、イエス様のいのちという何ものにも代えがたいプレゼントを受け取っているからです。

「私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えてくださったのです。」(エペソ2:10)

|

« 真の神の国を伝える | トップページ | 旅人の人生を満喫する »

礼拝」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/186781/65004257

この記事へのトラックバック一覧です: 神の作品を尊ぶ:

« 真の神の国を伝える | トップページ | 旅人の人生を満喫する »