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2017年4月23日 (日)

王族の特権を喜ぶ

 今日は、神の民のアイデンティティ・シリーズ第4回です。第1回のテーマは神の作品、第2回は旅人、第3回は祭司でした。今日のテーマは、王族です。王族とは、王の一族のこと。イエス・キリストを信じる人は、天の王族の身分が与えられています。

 童話の中には、身分の低い主人公が王族になる話があります。最も有名な話の一つは、シンデレラですね。シンデレラは、継母や姉たちにいじめられていました。お城の舞踏会があっても、ドレスを用意してもらえませんでした。しかし不思議な助けがあり、舞踏会に出席します。シンデレラと会った王子は、一目ぼれしました。ガラスの靴を手掛かりに彼女を探し出し、結婚します。シンデレラは、こうして王族の仲間入りをしました。そして二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし。この話が、いわゆる「シンデレラ・ストーリー」という言葉の由来です。ごく普通の人が、驚くばかりの成功や幸せをつかみ取った時のことを言います。女性だけでなく、男性の場合にも使われます。日本語にも、似たような意味で「玉の輿に乗る」という表現があります。この表現は普通、女性の場合に使われます。男性の場合は「逆玉」と言ったりします。シンデレラは玉の輿ですが、アラジンは逆玉ですね。

 シンデレラは王子と結婚し、王族としての特権を手に入れました。特権の一つは、愛する王子とともにお城に住むことです。ディズニーランドにあるシンデレラ城のようだったかもしれません。お城の生活は、慣れないことが多かったはずです。しかし彼女は、継母や姉たちに十分鍛えられていました。どんな困難も、きっと乗り越えることができたに違いありません。特権の二つ目は、豊かな暮らしです。食べ物はもちろん、着るドレスにも困らなかったはずです。どんな舞踏会にも、誰もが心を奪われるような美しい姿で登場することができました。午前0時を過ぎても、見すぼらしい姿にはなりません。特権の三つ目は、王族としての公務です。国王の代理としてさまざまな場所に出掛け、人々を励ますことができました。彼女は多くの人々から愛され、人気が高かったはずです。シンデレラはこれらの特権を十分に活用し、幸せな生涯を送ったと想像できます。

 旧約聖書の時代には、エステルという「シンデレラ」が実在しました。彼女は、捕囚のユダヤ人でした。王妃を探していたペルシア王に見初められ、結婚しました。ペルシアの王族となり、王宮に住むようになりました。食卓には毎日、美味しい食事が並んだはずです。最高のメイクをし、美しいドレスを着て、目もくらむようなジュエリーを身に着けました。王妃主催のパーティーを開き、大切なゲストをもてなすこともしました。彼女がした最も重要な公務は、帝国内にいたユダヤ人を大虐殺から救ったことです。彼女の勇気ある行動は、多くの人を励まし、人々の模範となりました。

 イエス様は、天の御国の王子として王妃を捜しに来られました。イエス・キリストを信じる人は、誰もがシンデレラです。キリストの花嫁として、天の王族に加えられます。王に即位したイエス様が住む、永遠の王宮に迎え入れられます。まばゆいばかりに光り輝く、純白のドレスを身に着けます。あらゆる必要が満たされた、豊かな暮らしを満喫できます。王族として公務も行います。天の御国のシンデレラは、このような素晴らしい特権を手にし、喜ぶことができるのです。

「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」(ヨハネ1:12)

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