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2017年4月16日 (日)

良いスタートを決める

 先日、近くのイオンに行ったら、なんとイースターの歌が流れていました。きゃりーぱみゅぱみゅさんの新曲です。歌の後にナレーションが入り、「イオンで始めよう、イースターパーティー」とか言っています。今日4月16日までのセールの案内も、店内のあちこちに貼ってありました。「とうとう、イオンもイースターか」と驚きました。店内のスピーカーでは歌詞がよく聞き取れなかったので、帰宅してすぐネットで調べました。キャッチフレーズは「日本初のイースターパーティーソング」。でも歌詞は「イースター」ではなく、「いいスタート」と歌っていました。春は、新しい場所で新たな戦いを始める季節。だから「いいスタートを決める」という歌でした。ミュージックビデオも見ました。「不思議の国のアリス」のようでした。きゃりーは卵の王国の王女で、新たに旅立つところ。その彼女を、大勢の卵たちが盛大なパレードで送り出すというストーリーです。その後、テレビのCMも見ました。こちらの映像は卵の王国ではなく、地球上のようでした。田舎ののどかな場所で、きゃりーと子供たちが野外のパーティーを楽しんでいました。王女は卵の王国から地球に来て、新しい生活を始めたのかもしれません。

 イオンのCMもミュージックビデオも、イースターがキリスト復活のお祝いだと一言も言っていません。イオンのホームページには、こう書かれていました。「春の訪れを喜びお祝いする祭典、それがイースター。あたたかい太陽の日差しと清々しい風が自然と気分をウキウキさせてくれる。そんなウキウキする気分を、家族や気の合う仲間と分かち合う。ただ、それだけでいい。」イオンのCMで、きゃりーが演じるキャラクターは「春の女神エオストレ」という名前です。ある人によると、エオストレとはキリスト教が広まる前、ヨーロッパで信じられていた女神だそうです。春の温もりをもたらすこの女神に感謝をささげ、春分の頃に祭りをしたとか。女神の名前にちなみ、祭りはイースターと呼ばれたという話。日本にはクリスチャンが少ないので、イースターは馴染みがありません。そこでイオンは女神エオストレを持ち出し、「イースターパーティーをしましょう」と呼びかけたのでしょう。

 イスラエルでも、旧約聖書の時代から春の祭りがお祝いされて来ました。「過越の祭り」と呼ばれています。エジプトで奴隷だったユダヤ人たちの解放を記念する祭りです。長い冬のような奴隷生活を耐え忍んだユダヤ人たちに、春がやって来ました。彼らに春をもたらしたのは、女神エオストレではありません。全世界を造られ、季節の移り変わり全てをコントロールしている唯一の神様です。ユダヤ人たちは、その神から遣わされた指導者モーセに率いられ、エジプトから約束の地へ旅立ちました。唯一の神とともに進む新たな生活をスタートさせました。ユダヤ人は今でも毎年この祭りを祝い、各家庭でホームパーティーを行っています。

 イエス様は、この祭りに秘められた深い意味を明らかにされました。この祭りは、創造主なる神が救い主を遣わし、全人類を奴隷状態から解放することを象徴していたのです。イエス様は十字架の上で死に、三日目によみがえられました。長い間、全人類を支配していた死に勝利されました。イエス・キリストを信じる人は、このよみがえりのいのちが与えられます。永遠の天の御国に向かい、創造主とともに歩む新たな人生がスタートします。旅立ちを祝うパーティーも楽しめます。イエス様が、全人類に春をもたらして下さいました。イースターは、この祝福をお祝いする日です。きゃりーぱみゅぱみゅさんもイオンの人たちも、永遠の祝福に向かって良いスタートを決められるといいですね。

「しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。というのは、死がひとりの人を通して来たように、死者の復活もひとりの人を通して来たからです。すなわち、アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストによってすべての人が生かされるからです。」(Ⅰコリント15:20-22、新改訳)

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