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2017年5月14日 (日)

勝利者の人生を全うする

 今日は、神の民のアイデンティティ・シリーズ最終回です。これまでのテーマは神の作品、旅人、祭司、王族、証人、弟子でした。今回のテーマは勝利者です。イエス・キリストを信じる人は、人生の勝利者とされています。

 東京のあるお寺では毎月、死を体験するワークショップを開催しているそうです。2時間で3,000円。30人くらいの人がお坊さんの話を聞き、死を前にした時の自分を想像するそうです。もともとは米国のホスピスで始まった、スタッフ教育のプログラムだったとのこと。参加者はまず、自分にとって大切なものを紙に20個書き出し、机に並べます。お坊さんの話が進むにつれ、その中の一枚、あるいは何枚かを選びます。選んだ紙をまるめ、床に捨てます。最後に残る紙は何か確かめ、それが自分の人生にどんな意味を持つか考えます。多くの人は、「家族」と書いた紙が最後に残るそうです。「iPhone」や「歌を歌う」と書いた紙を残す人もいるようです。このワークショップは人気が高く、チケットは完売になるとか。参加者は、次のようなコメントを残しています。「最後に残したものは、自分でも想像しないものでした。」「こんなにも多くの好きな物事に囲まれていたのかと、幸せな気持ちになりました。」「自分の中でさまざまな感情が揺れ動いた時間でした。また参加してみたいです。」このお寺以外でも、死を体験するイベントが開かれています。棺おけの中で、お経や弔辞を聞く体験もあるそうです。

 最近は、「終活」という日本語をよく目にするようになりました。この言葉は、2009年に週刊朝日が造った造語だそうです。最初は、葬儀やお墓の準備を意味しました。しかし今は、もっと広い意味で使われます。「人生のエンディングを考え、自分を見つめ直すことにより、今をより良く、自分らしく生きる。」そのような意味です。60歳以上を対象にしたある調査では、終活をすでにしている人は8.9%。近いうちに始めようと思う人は8.5%。時期が来たら行いたい人は56.2%。合わせて74%の人が、終活に関心を持っています。別の調査では、終活として具体的に何をするか聞きました。第1位は、物の整理・片づけ。第2位は、保険等のお金の準備。第3位は、今の人生を楽しむことです。やり残したことをしたい人も多いようです。圧倒的に多いのが旅行で世界一周、海外旅行、夫婦で旅行など。私も先週、夫婦で函館に行って来ました。終活の一環と言えますね(笑)。

 終活でほとんど語られないのは、死後の行き先です。あまり考えたくない人が多いのかもしれません。あるいは、自分の「信仰」を脅かされたくないのかもしれません。ある人たちは、死後の世界はないと信じています。死んだら全て無になるという考えです。別の人たちは、違う世界に生まれ変わると信じています。遺族がお経を唱えたら、より良い世界に行けると教えられています。さらに他の人たちは、死んだら自動的に天国だと信じています。みんな天国なら、そこに行くため必要なことは何もありません。これらの「信仰」は、どれかが正しいと言えるのでしょうか。もし死後の行き先を間違ったら、せっかくの終活も残念な結果に終わってしまいます。

 創造主の約束を記す聖書は、死後の行き先について明確に証言しています。イエス・キリストを信じる人は、永遠の天の御国にゴールインできます。輝かしいゴールを楽しみに、今を存分に生きることができます。イエス様とともに生きることこそが、最高の終活です。栄光に輝く勝利者として、私たちは、昨日も今日もいつまでも生きることができるのです。

「私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現れを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。」(Ⅰテモテ4:7-8)

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