« 聖書リテラシーを高める | トップページ | 歴史に神の祝福を見出す »

2017年10月22日 (日)

驚くべき逸品のクリエイターを讃える

 先週、重力波観測のニュースが再び報道されました。中性子星という特別な星同士が衝突・合体した時、発生した重力波だそうです。重力波とは、時間や空間の中にできる目に見えない波の一つです。今年のノーベル物理学賞は、この波を2年前初めて観測した人たちが受賞しました。つい先日、そのニュースも流れていました。ただ2年前に観測された重力波は、星の衝突によるものではありません。ブラックホールと呼ばれる不思議な天体同士の衝突でした。中性子星の合体による重力波は、今回初めて観測されたとのこと。この重力波が地球に届くまで、1.3億年かかったそうです。それが本当なら、今回観測された重力波は1.3億年前に発生したことになります。「遠い昔、はるか彼方の銀河系で・・・」中性子星が合体し、重力波が発生したのです!

 この観測チームを代表し、物理学者のデービッド・ライツェ氏が先週、記者会見しました。彼はその場に、曽祖父から受け継いだ金時計を持って来て、こう言いました。「この時計の金は、50億年以上前に中性子星の衝突によってできた可能性が非常に高い。他の全ての金も、おそらく同じようにできた。Amazing!(驚くべきことだ)」何でも、金やプラチナなどの重い金属は、中性子星の合体によって生じたと考えられているそうです。今回の観測でも、それを裏付けるデータが得られました。中性子星同士が一度衝突すると、月10個分の金が生じるという説もあるようです!これまで起こった衝突の数を推測すると、中性子星の衝突だけで宇宙全体の金が生み出された計算になるとのこと。私の結婚指輪も金ですが、いつ頃の衝突でできたのでしょうか(笑)。人類は長い間、金を作ることを夢見て来ました。その後、科学が発達し、金以外の物質から金は作れないことが分かって来ました。中性子星は、自らの衝突・合体により、人類が果たせなかった夢を実現していたのかもしれません。

 聖書は、神が宇宙の全てを造られたと証言しています。それは、科学の研究成果と必ずしも矛盾しません。近代科学の創始者たちは、その多くがクリスチャンでした。彼らは、神が造られた被造物の中に、整然とした秩序を見出そうとしたのです。ニコラウス・コペルニクスは、カトリックの神父でした。彼は、時間のある時に太陽系の惑星を観測しました。その動きは、たいへん複雑に見えました。神は、どんな秩序を創造されたのかと考えました。その結果、地球を含む惑星は太陽の周りを回っているはずだと、彼は主張したのです。ガリレオ・ガリレイは、カトリックの信仰を持つ大学教授でした。彼は、初めて望遠鏡で木星や金星、太陽などを観測しました。そしてコペルニクスが言うように、地球が太陽の周りを回ることを確信しました。アイザック・ニュートンも、聖書の神を信じる科学者でした。彼は、こう考えました。「全ての物体の運動は、万有引力の法則に従う。時間と空間を支配する神が、そのように秩序を定められたからだ。」

 全てを造られた神は、遠い昔、全宇宙を創造されました。はるか彼方の銀河系もです。あらゆる天体を造り、中性子星や重力波も創造されました。軽い元素も重い金属も全て創造されました。中性子星の衝突を用いて、金やプラチナを創造されたのかもしれません。太陽系を造り、太陽の周りを回る軌道に地球をそっと置かれました。全ての物体が、万有引力の法則に従うようにされました。この宇宙は、神の最高傑作です。その驚くべき作品を見て、私たちは全てを造られた神の驚くべき偉大さをたたえることができます。人には決して作れない作品を、神が造って下さいました。驚くべき逸品を今も生み続けるクリエイターは、私たちの賛美に値するお方なのです。

「主よ 私たちの主よ あなたの御名は全地にわたり なんと力に満ちていることでしょう。あなたのご威光は天でたたえられています。」(詩篇8:1)

|

« 聖書リテラシーを高める | トップページ | 歴史に神の祝福を見出す »

礼拝」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/186781/65948004

この記事へのトラックバック一覧です: 驚くべき逸品のクリエイターを讃える:

« 聖書リテラシーを高める | トップページ | 歴史に神の祝福を見出す »