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2017年12月10日 (日)

永遠の緑に癒される

 先週からシリーズで、クリスマスの代表的な色について考えています。前回のテーマは、赤でした。今日は、聖書の中で緑色が何を象徴するのか考えてみましょう。

 第一に、緑は神の祝福を象徴する色です。神は人類を創造した時、緑豊かなエデンの園を住まいとして与えられました。そこは、人類のため特別に造られた祝福の園でした。あらゆる木が生えていて、それらの実を人は自由に食べることができました。たった一本の木以外は、どの木から実をとって食べても良かったのです。アダムはその土地を耕し、緑の木々の番人になりました。愛する妻エバは、夫の大切な助け手となりました。彼らの仕事場はグリーンが豊かで、決してブラックではありませんでした。仕事に充実感があり、毎日が喜びと楽しみで満ちていました。しかし人類は、残念ながらその緑の楽園を手放さなければなりませんでした。楽園のオーナーである神との約束を破り、禁断の木の実を食べたからです。でも神は、実に恵み深いお方です。希望する人は誰もが住めるような、新たな緑の楽園造りを計画されていたのです。

 第二に、緑は神の安息、安らぎを象徴する色です。人類最初の安息の地、エデンを後にした人類は、長い長い旅に出ました。世界中に広がった人々に、神はそれぞれの安息の地、「緑の牧場」を用意されていました。アブラハムとその子孫に用意されたのは、緑豊かなカナンの地、いわゆる「乳と蜜の流れる地」です。そこは、彼らの長い旅の目的地となりました。そこが目的地だと告げられた後、実際にその地に定住するまで、彼らは数百年の長い旅路を歩みました。アブラハム、イサク、ヤコブの家族はその間、テント暮らしを続けました。彼らは羊飼いでした。ですから神が彼らを羊飼いのように導かれていることを、彼らはよく理解していたはずです。どこに緑の牧場があり、羊が休めるのかを、神は全てご存知でした。カナンの地に緑がなくなると、神はヤコブの家族をエジプトにまでも導かれました。そこに彼らを一時的に避難させ、再び「乳と蜜の流れる」安息の地に連れ戻すためでした。

 第三に、緑は神の与える希望を象徴しています。神は旧約の時代から、新たな時代が来ると宣言されていました。切り倒されたイスラエル王家の切り株から、新しい芽が出る時代です。その芽が大きく生長し、全世界に神のぶどう園を広げるのが、創造主の計画でした。この新芽こそがイエス様です。イエス様は真のぶどうの木として、この世に芽生えて下さいました。今やその新しい芽、緑の若枝は世界中に広がり、人々に神の与える希望を伝えています。 世の終わりには、新しいぶどう畑が完成します。イエス・キリストを信じる人は、誰もがこの永遠の「緑の牧場」に迎え入れられ、新たな緑の楽園で永遠に生きることができます。イエス様は、この永遠に変わらない希望を私たちに与えて下さったのです。

「…こちら側にも、あちら側にも、十二の実をならせるいのちの木があって、毎月一つの実を結んでいた。その木の葉は諸国の民を癒やした。」(黙示録22:2)

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