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2017年12月 3日 (日)

赤い色を喜びとする

 今日からアドベント。イエス・キリストの誕生を4週間かけてお祝いする時を迎えました。私たちの教会も先週日曜日の午後、皆さんのご協力により会堂をきれいに飾り付けました。最近、日本では教会より一般社会の方が早くクリスマスの飾り付けを始めます。ハロウィーンの大騒ぎが終わると、すぐクリスマスシーズンに入るようです。クリスマスのシンボルカラーは普通、赤、緑、白、金色などです。それぞれの色に何らかの意味があります。でも教会以外の飾り付けでは、それ以外の色も使われます。所沢駅西口の銀杏は毎年、青いイルミネーションで飾られます。駅2階通路の大きなハートは、ピンクです。別な場所に行くと、紫色に飾られたツリーを見ることもあります。今日から4回シリーズで、クリスマスの代表的な色について考えます。今日のテーマは、赤です。

 赤い色は、人類の歴史と深いつながりがあります。人類共通の祖先アダムは、名前の由来を考えると赤い土から造られたようです。体の中を流れる血液は、赤く染められました。手のひらを太陽にすかしてみれば、赤い色が見えるかもしれません(笑)。赤い血は、いのちの象徴です。エデンの園にあった禁断の木の実は、何色だったのか分かりません。しかし多くの人は、リンゴのような赤い実を思い浮かべるようです。赤は、罪を象徴する色でもあります。神は皮の衣を作り、裸だったアダムとエバに着せて下さいました。罪を犯した人類のため、動物の血が初めて流されたのです。アダムとエバの子供たちが献げ物をした時、神が喜ばれたのは弟アベルの献げ物でした。それは、赤い血が流された子羊のいけにえでした。赤は、いけにえの血の色でもありました。

 神の選びの民イスラエルも、赤い色と深いつながりを持って来ました。アブラハムは、一人息子イサクを献げ物にするように命じられました。しかし、イサクの命を奪おうとした瞬間、神からストップがかかりました。イサクの身代わりとなるいけにえが与えられたのです。祭壇の上で、子羊の赤い血が流されました。エジプトにいたアブラハムの子孫は、家族ごとに子羊一頭を用意しました。子羊の赤い血を家の門柱とかもいに塗りました。その赤い目印がある家は、神のさばきを逃れることができました。その日は、彼らがエジプトから解放される記念すべき日となりました。それがイスラエルの3大祭りの一つ、「過越の祭り」の起源です。エジプトを出たユダヤ人たちは、シナイ山で神の律法を受け取りました。礼拝場所である幕屋を作り、祭司たちはそこで毎日いけにえの血を流しました。最も重要ないけにえは、秋の「宥めの日(贖罪の日)」にささげられたものです。その日には、イスラエルが1年間に犯した全ての罪を背負うため、羊と山羊と牛の赤い血が流されたのです。

 イエス様は、十字架の祭壇で全人類のために赤い血を流されました。イエス・キリストを信じる人が、全ての罪を帳消しにされるため、そして永遠のいのちを受け取るためです。旧約の時代には、数えきれないほどの動物の血が流されました。それらは全て、イエス様の血による新しい契約の前ぶれでした。エリコの町の遊女ラハブが窓に結んだ赤いひもは、イエス様の血の象徴だと言われています。彼女の家族には、死が間近に迫っていました。しかし赤いひもにより、彼らは死を逃れることができました。このひもはラハブの家族だけではなく、全人類の救いの象徴です。この赤い色を今、世界中の人々が飾り付け、喜びとしているのです。

「見なさい、私たちはこの地に入って来ます。私たちをつり降ろした窓に、この赤いひもを結び付けておきなさい。あなたの父、母、兄弟、そして、あなたの一族全員をあなたの家に集めておきなさい。」(ヨシュア2:18)

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