« 真心から神に近づく | トップページ | 天来の力を待ち望む »

2018年4月 1日 (日)

復活の主イエスを礼拝する

 NHKの朝ドラ「わろてんか」は、昨日が最終回でした。先週火曜日の放送では、気になるセリフがありました。農家のお年寄りを演じる西川きよしさんが、こう言ったのです。「笑いの神様に拝んでみようかな。」戦争に行った孫が元気に帰って来るよう、「笑いの神」にお願いするというのです。それは感動的なシーンとして描かれていました。孫が心配で笑わなくなったお祖父ちゃんが、笑いを取り戻す話です。でも私はひねくれているので、こう思いました。「どうして、笑いの神にそんな力があると信じるのか?」私は、拝むのが専門です。誰に何をお願いするのか、いつも気をつけています。国の土地を買いたい人は、先ず役所にお願いに行きます。上手くいかなかったら、政治家や総理夫人に力添えをお願いする人もいるようです。その方面に力があると信じているからです。牧師のところには、まず来ません。お祈りをお願いしに来る人だけです。(笑)

 日本では、神々を拝む伝統的な行事があります。お正月は、初詣です。関東の人気スポットは明治神宮、浅草寺、川崎大師などです。明治神宮は、明治天皇ご夫妻を神々として祀っています。神道で天皇は神々の子孫なので、拝む人もいます。浅草の浅草寺は、観音菩薩を祀っています。英語では「Goddess of Mercy(慈悲の女神)」と言うそうです。仏教で観音菩薩は阿弥陀仏の助手とされ、人々を救う働きをすると信じられています。川崎大師では弘法大師・空海を祀っています。(現在、映画公開中ですね。)空海はたいへん尊敬されたお坊さんで、日本各地で奇跡を行った伝説があるそうです。所沢にも空海が開いた井戸の話があります。そうした伝説に基づき、空海を神のように拝む人がいたのでしょう。大阪に行くと、笑いの神を祀った神社もあるそうです。神社やお寺で拝まれる霊的な存在は、さまざまです。「どの神や仏にもそれなりに力があり、誰にお願いしても同じだ」と思う人は、おそらく多いのでしょう。初詣以外でも、多くの人は何かを拝んでいます。春、夏、秋にはお墓参りがあります。毎日毎日、仏壇や神棚に手を合わせる人もいます。先祖の霊や神々を拝めば、何かの助けがあると信じる人も多そうです。

 聖書は、こう教えています。「全てにおいて一番力のある神だけをひたすら拝みなさい。目移りしてはならない。」全てに一番力のある神は、全知全能の創造主なる神です。その真実を私たちに伝えるため、神はアブラハムとその子孫を選ばれました。ユダヤ人です。エジプトで奴隷となった彼らを、神は奇跡的に解放されました。当時の超大国エジプトの人々はさまざまな神々を拝み、その力を信じていました。エジプト王=ファラオも、人々は神として拝みました。しかし創造主なる神は、ファラオの意思に反することを行われました。全く無力だったユダヤ人の奴隷たちが、絶大な権力を誇るファラオの支配から解放されたのです。それは、創造主なる神がエジプトの神々にはるかに勝ることを象徴する出来事でした。ちょうど今、世界中のユダヤ人の家で、その記念行事が行われています。年に一度の「過越の祭り」です。それは、創造主なる神だけを拝む大切さを思い起こす時なのです。

 イエス様はこの祭りの時期に十字架につき、復活されました。ユダヤ人だけでなく、全ての人が創造主なる神だけを拝むようになるためです。世界中には、さまざまな神々を拝む人がいます。その人は、知らず知らずに自分が拝む神々に支配されています。神々の奴隷となる過ちを犯しています。創造主なる神は人となり、奴隷だった私たちを救いに来られました。イエス様です。十字架は、全ての過ちからの救いを象徴しています。復活は、過ちの結末である死からの救いを象徴します。今日は、イエス様の復活の記念日です。復活のイエス様と会った弟子たちは、創造主なる神を礼拝しました。私たちもこの日、創造主だけを拝む決意を新たにしましょう。

「さて、十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示された山に登った。そしてイエスに会って礼拝した。…」(マタイ28:16-17)

|

« 真心から神に近づく | トップページ | 天来の力を待ち望む »

礼拝」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/186781/66562805

この記事へのトラックバック一覧です: 復活の主イエスを礼拝する:

« 真心から神に近づく | トップページ | 天来の力を待ち望む »