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2018年5月13日 (日)

風と共によみがえる

 先週ネットサーフィンをしていたら、新しい発見がありました。アンパンマンのキャラクター、ドキンちゃんのモデルは、映画「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラだと言うのです。昔は子供たちと一緒にアンパンマンのテレビを観たり、絵本を読んだりしました。長女は、ドキンちゃんのぬいぐるみも持っていました。アンパンマンのキャラクターの中で、唯一のぬいぐるみでした。ドキンちゃんを連れて、家族で都心にドライブに行ったこともあります。でもドキンちゃんにモデルがいた話は、先週まで知りませんでした。ドキンちゃんの声を担当していた声優の鶴ひろみさんは、昨年11月に急死されています。首都高で運転中に、大動脈解離という病気になったとのこと。高速道を吹き抜ける風と共に、突然この世を去られたようです。

 ドキンちゃんは、人気キャラクターの一つです。ありのままの子供のようだからかもしれません。カワイイけど、わがまま。時々素直で、優しいこともある。しょくぱんまんに恋心を抱く姿はけなげで、スカーレット・オハラのようです。やなせたかしさん作詞によるテーマソングも、先週発見しました。1番の歌詞は、こうです。「私はドキンちゃん。なるべく楽しく暮らしたい。お金はたくさんあるのがいい。おいしいものを食べたいし、遊んで毎日暮らしたい。」3番の歌詞も笑えます。「生まれた時から美人だし、頭の回転すばやいし、この世の終わりが来た時も、私一人は生き残る。」ドキンちゃん自身は、どんな風が吹いても関係なさそうですね。

 「風と共に去りぬ」という米国映画は、1939年の作品です。空前の大ヒットとなり、アカデミー賞9部門を獲得。米国映画ベスト100のランキングでは、今でも上位に名前が出て来る名作の一つです。ストーリーは、南部のお金持ちの家に生まれた自信家の美女スカーレットの話。南北戦争の嵐の中、彼女は友人も娘も夫も失い、絶望しそうになります。それでも彼女は、諦めませんでした。もう一度やり直そうと決意します。映画の最後のセリフは、背後のテーマ曲とともに実に印象的です。私もこのセリフに励まされました。「After all, tomorrow is another day.(結局、明日はまた来る。)」「風と共に去りぬ」というタイトルは、南北戦争の嵐と共に、米国南部の白人の上流社会が消え去ったという意味だそうです。スカーレットにとっては、家族や友人が去ったという意味もあったのでしょう。しかし彼女の心には、新たな希望の風が吹き込みました。その風を受けて、彼女は再び立ち上がることができたのです。

 聖書では、風は聖霊の象徴です。ヘブライ語では風と息、霊の3つが、同じ1つの単語で言い表されます。ルアーハという単語です。天地創造の時には神の風が吹き、あらゆる生き物に命が授けられました。人はこの風を受け、地上での命を保っています。ノアの時代には、神が風を吹かせると洪水の水が引きました。神の風により、地上の生活がよみがえったのです。モーセの時代には、約束の地の方向から強い風が吹き、海が二つに分かれました。その「神風」が、ユダヤ人たちの命を救いました。聖霊の風が、彼らに新たなよみがえりの人生を与えたのです。

 イエス様が来られる500年以上前、預言者エゼキエルはある幻を見ました。「神風」が吹くと、干からびた骨が生き返る幻です。イエス様はその幻を実現し、墓の中からよみがえられました。イエス・キリストを信じる人は、同じように復活のいのちを授かります。わがままな自分は去り、聖霊の風と共に生きる新しい自分を体験できます。どんなに絶望的な状況の中でも、神の風が希望で満たして下さいます。神が明日を与えられます。私たちは、風と共によみがえることができるのです。

「…これらの骨に預言せよ。『干からびた骨よ、主のことばを聞け。神である主はこれらの骨にこう言う。見よ。わたしがおまえたちに息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る。』」(エゼキエル37:4-5)

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