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2018年7月29日 (日)

良い心を持つ

 先月、アンパンマンの劇場版アニメ最新作が公開されました。今年はテレビ版アニメ30周年で、劇場版も30作目とのこと。最新作のテーマは、「何のために生まれて来たのか」だそうです。子供向けの映画ですが、考えさせるテーマですね。この映画に5年ぶりに登場したキャラクターがいます。ロールパンナです。ロールパンナは、ジャムおじさんが作った最後のパンのキャラクターだそうです。このキャラクターは、たいへんユニークです。小さい子向けの漫画やアニメでは、たいてい良いキャラクターと悪いキャラクターがはっきり分かれています。(大人向けのドラマでもそうだったりします。)アンパンマンの仲間は良いキャラクター、敵は悪いキャラクターです。でもロールパンナは、どちらとも言えません。良い心と悪い心の両方を持つ、複雑な性格です。原作者のやなせたかしさんは、生前こう口走ったそうです。「なぜこのような陰のあるキャラクターを考えたのだろう。」

 ロールパンナには、なぜ良い心と悪い心の両方があるのでしょうか。ジャムおじさんは、アンパンマンの仲間を作る予定でした。メロンパンナが見つけた「まごころ草」の花粉をパン生地に混ぜました。「人に優しく、人に尽くす優しいパン」を作ろうとしました。ところがばいきんまんは、生地にバイキン草のエキスをこっそり混ぜたのです。こうしてロールパンナは、善悪2つの心を持つようになりました。良い心の時は赤いハート、悪い心の時は青いハートが胸に光ります。本人の意思と関係なく、突然心が入れ替わります。さらに不幸なことに、ロールパンナは悪い噂を信じました。「アンパンマンはお前の敵だ」と、ばいきんまんから吹き込まれたのです。ロールパンナは、正義の味方アンパンマンと戦うようになりました。青いハートが光る、悪の戦士になったのです。ただ最新作の映画では、なぜかロールパンナはアンパンマンをほめたり、応援したりするそうです。以前ジャムおじさんは、ロールパンナについて予言したそうです。「いつか悪い心に勝つ日がやって来るだろう。」その日が来たのでしょうか?何のために生まれて来たのか、悟ったのでしょうか。ロールパンナの青いハートは、もう光らないと良いですね。

 人が悪い心を持つようになったのは、バイキン草のエキスのせいではありません。悪魔(サタン)のささやきに従ったからです。人には、もともと良い心が与えられていました。神の良い心につながり、その御心に従う心です。ところが人間は、神の御心に疑いを抱きました。「神はお前の敵だ」と言うサタンの噂=嘘を信じたのです。人はこう考えました。「善悪の区別は、もう神に聞かない。自分たちだけで判断する。」こうしてアダムとエバは、善悪を判断する知識の木の実を食べました。人の心は、神の完全な良い心との無線接続が切れました。光輝いていた心に、暗い影の部分が生まれました。ハートが赤だけでなく、青く光るようにもなったのです。世界中で次々と、殺人事件が起きています。暴力もあります。お金を盗む人や嘘をつく人もいます。ハートが青く光る人は、たくさんいます。でも他人事ではありません。天国のX線検査をすると、私たち全ての人の心に暗い影が見えるのです。

 イエス様は、私たちの心を癒しに来られました。私たちの心は、死に至る重い病気にかかっていました。知らないうちに、暗い影が心全体に広がっていました。それが悪いものなのかどうか、自分で判断できない状態でした。聖書のみことばは、天国のX線のようです。私たちの心に暗い影があると教えてくれます。イエス様は、最高のお医者さんです。私たちの心から、暗い影を全て取り除かれます。人の心を神の御心につなぎ直す、バイバス手術をして下さいます。私たちは何のために生まれて来たのか、イエス様が教えて下さいます。私たちの心を良いものに変え、祝福の実を結ばせて下さるのです。

「しかし、良い地に落ちたものとは、こういう人たちのことです。彼らは立派な良い心でみことばを聞いて、それをしっかり守り、忍耐して実を結びます。」(ルカ8:15)

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