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2018年8月

2018年8月19日 (日)

神の国の人材を祈り求める

 東京オリンピック・パラリンピック開催まで、あと2年弱になりました。大会組織委員会は先日、大会ボランティア募集の呼びかけを開始しました。ホームページに、「ボランティアは、TOKYO 2020を動かす力だ」と書いてあります。来月から、8万人のボランティア募集を始めるそうです。応募資格は2020年4月に18歳以上で、日本国籍か在留資格のある人。活動内容は、競技の手伝い、案内、運転、通訳、ヘルスケア、メディアの手伝い等です。12月までに登録し、来年7月頃までオリエンテーションがあります。来年10月頃からは研修が始まり、大会直前まで続くそうです。2年間の「ボランティアジャーニー」を一緒に経験し、「ワンチーム」になって、気持ちを高めるそうです。大会ボランティアの他、都市ボランティアも集めるとのこと。競技施設のある東京や埼玉などで、道案内や地元PR、環境美化活動等をする人たちです。都市ボランティアの募集は3万人なので、両方合わせると11万人になります。ボランティア集めも大変ですね。

 危機感を抱いている人もいるようです。サービス業、小売業、飲食店などの「おもてなし産業」の人々。今でも人手不足に悩んでいます。オリンピック・パラリンピックで観光客が押し寄せたら、猫の手も借りたくなります。ボランティアに11万人も取られたら、パートやアルバイトに来る人はいないのではないかと、心配しているそうです。東京ディズニーリゾートでさえ、猫の手がいるという話もあります。(猫のキャラクターはいるようですが 笑)人手がなくて、お店を閉めるケースも増えているようです。皆さんご存知の通り、日本全国で15歳から64歳までの働く世代の人口が減って来ています。そのため最近は、年を取っても働く人が増えています。外国人が働くお店も増加しています。スーパーに行くと、無人のセルフレジがあちこちにあります。2020年に向け、人手不足対策がますます進みそうですね。

 神の国も、人材を募集しています。神は昔から、働き手を集めて来られました。大洪水が起きる前、神はノアに声を掛けられました。箱舟作りのボランティア募集です。呼びかけに応じたのは、ノアの家族だけでした。バベルから世界中に人類が散らされた後、神はアブラハムに声を掛けられました。約束の地ツアーの参加者募集です。アブラハムとロトの家族が、その呼びかけに応じました。ユダヤ人がエジプトでパワハラ、いじめに苦しんでいた時、神はモーセを通し、別のツアー参加者を募りました。神と契約を結び、特別な国づくりをするツアーです。ツアーに参加したユダヤ人は、約束の地に彼らの国をつくりました。でも残念ながら、後に彼らは契約を守らず、国は滅んだのです。神は多くの預言者を遣わし、神との契約に立ち返る人の募集を続けられました。新しい契約の下、新しい国づくりを始めるとも神は予告されました。

 イエス様は、新たな人材を募集しに来られました。神の国の王イエス様と、新たな国づくりの契約を結ぶ人々です。12人の弟子がエルサレムに送られ、ペンテコステの日に新たな人材募集が始まりました。その日、3,000人の人が募集に応じました。その後、さらに5,000人の人が神の国の人材に加わりました。エルサレムを後にした弟子たちは、ユダヤ、サマリヤの各地で人材募集を続けました。ユダヤ人以外の人々も、新たな人材となりました。神の国の人材募集は、それからずっと世界中で続けられています。今や全世界の3分の1の人が、神の国の人材バンクに登録しています。日本では、いまだに1%弱です。でも神は、日本での人材募集を中止しておられません。1%に満たないクリスチャンを用い、募集を続けておられるのです。スポーツの祭典以上に、神の国に多くの人材が押し寄せるよう、祈り求めて行きましょう。

「そして彼らに言われた。『収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、ご自分の収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。』」(ルカ10:2)

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2018年8月12日 (日)

神の国の救命士になる

 今年は、異常な暑さで熱中症になる人が大幅に増えています。私も一度か二度、あやしい日がありました。皆さんは大丈夫でしょうか? 7月に熱中症になり、救急車で運ばれた人は、全国で52,819人とのこと。過去最多です。8月1日から5日までの5日間で、さらに1万人余りの人が運ばれました。医師が最初に診断した時点ですでに亡くなっていた人は、7月だけで124人だそうです。ネットでは、名古屋市消防局の公式ツイッターも話題になりました。こういう書き込みです。「出動が連続し消防署に戻れない時は、救急車でコンビニ等に立ち寄り飲料水等を購入する場合があります。その際も出動態勢は維持していますので、ご理解をお願いします。」救急隊員も熱中症で倒れたら大ごとですね。私たちも救急車のお世話にならないよう、気を付けたいと思います。

 実は私の家族は、一番下の子以外、みな救急車で運ばれたことがあります。熱中症ではありません。私は交通事故です。所沢駅前で原付バイクに乗り、タクシーとぶつかりました。大きなケガではなかったですが、タクシー運転手が救急車を呼びました。私は公衆電話から、妻にこう電話しました。「これから救急車で病院に運ばれるんだけど、来れる?」妻は真っ青な顔をして、救急車と同じくらい早く現場に走って来ました。動揺していた妻も、一緒に病院まで運ばれました。新婚3週間でした。翌年、一番上の娘が函館で生まれました。生まれた途端、救急車で運ばれました。小さかったので、産婦人科の医院から未熟児病棟のある総合病院に送られたのです。二番目の男の子は、小学生の頃、救急車に乗りました。北海道・七飯町の公園で友達と遊んでいたら、ブランコが頭に当たり、血が止まらなくなったのです。友達が近くの家に駆け込み、救急車を呼んでくれました。そういうわけで、救急車には家族ぐるみでお世話になっています。お騒がせ家族です(苦笑)。日本の救急車には、26年前から救急救命士が乗っているそうです。病院に運ばれる人の命を救うため、救急処置を行う人です。私の家族は、それ程重症ではありませんでしたが、重症の人は救急車の中で救命士の助けを受けるはずです。

 世界中の全ての人は、死に至る重い病気にかかっています。罪という名の病気です。残念ながら多くの人は、自分の病気に全く気が付いていません。自分は健康で、何の治療も必要ないと思い込んでいます。熱中症に気が付かない人のようです。私たちの体は、天から注がれる水を必要としています。聖霊の水です。罪という病気があると、この天の水を体が受け付けせん。しばらくの間は、地上で生きています。天から水が注がれなくても、何の問題もないと思っています。でもそのまま何もしなければ、水分不足で死んでしまいます。不幸なことに多くの人は、この死をごく普通の出来事だと考えています。天の水により不治の病が癒され、永遠のいのちが与えられることを知らないか、または信じないのです。

 イエス様は、私たちに天のいのちの水を与えに来られました。イエス・キリストを信じる人には、聖霊の水が注がれます。死に至る病が癒され、永遠のいのちを受け取ることができます。イエス様は、不治の病を癒す史上最強のスーパードクター、「神ドクター」です。このドクターは今、神の国の救命士をあらゆる場所に遣わされています。天の救急車を派遣し、天の水が必要な人を助けられています。「神ドクター」は、新たな救命士の募集もされています。天からいのちの水を受け取る人は、誰でもこの働きに加わることができるのです。

「イエスは皆に言われた。『だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい。自分のいのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者は、それを救うのです。』」(ルカ9:23-24)

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