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2018年9月 9日 (日)

天国人として人生をやり直す

 NHKの朝ドラ「半分、青い。」は、終了まで3週間になりました。視聴率が高いようです。ヒロインの楡野鈴愛は1971年、岐阜県生まれという設定。18歳の女優・永野芽郁さんが、みごとに演じています。鈴愛の人生は、困難の連続です。「…小学生の頃、病気で左耳が聴こえなくなる。漫画家を目指し上京するが、途中で挫折。好きだった幼馴染みの男性も、別な人と結婚。鈴愛は100円ショップで出会った人と結婚し、子供もできるが、いきなり離婚される。地元に帰ってお店を始めるが、別な人にお店を譲らなければならなくなる。再び上京し、会社勤めを始めるが、会社は倒産。自分でビジネスを始めるが、なかなか上手くいかない。…」そんなに困難続きだと、心が滅入ってしまいそうです。でも鈴愛は、へこたれません。何度も人生をリセットし、やり直そうとします。そのバイタリティー溢れる姿を見ると、私も励まされる思いがします。

 脚本は、岐阜県出身の北川悦吏子さん。子どもの頃から腎臓が悪く、16歳の時、子供は産めないと医師から宣告されたそうです。ところが結婚後に妊娠し、女の子を出産。すると今度は、大腸の病に倒れました。10万人に1人の難病。10年以上闘病生活をし、大腸を全て取り除く手術をしました。ところがその後、突然、左耳が聴こえなくなりました。「どうして私ばかりこんな目にあうんだろう」と思ったそうです。その時、北川さんは、以前に自分が書いたセリフを思い出しました。「オレンジデイズ」という、テレビドラマのセリフです。耳が聴こえないヒロインが、自分の境遇を嘆き、「どうして私ばっかり…」と言います。それを聞いたボーイフレンドは、こう言いました。「一生、そうやって、なんで私ばっかりって言いながら生きていくのかい?」北川悦吏子さんは、そのセリフを思い出して励まされたそうです。数々の困難を乗り越え、北川さんは脚本を書き続けています。困難に負けず、人生をリセットする朝ドラのヒロインには、北川さん自身の姿が映し出されているのかもしれません。

 人生をリセットし、やり直す人は、聖書に何人も出て来ます。ベツレヘムに住むナオミという女性も、その一人でした。彼女は、夫と息子2人の4人で幸せに暮らしていました。ある時ひどい飢饉が起き、イスラエルの国に食料がなくなりました。ナオミたちは、生活に困りました。隣のモアブという国には食料があると聞き、引っ越して人生をやり直そうとしました。でもモアブには、別の試練が待ち構えていました。ナオミの夫エリメレクが、亡くなったのです。息子たちもモアブの女性と結婚後、相次いで亡くなりました。ナオミは、「どうして私ばっかり…」と思ったかもしれません。彼女は一人でベツレヘムに帰り、人生をやり直そうとします。嫁の一人・ルツは、一緒について来てくれました。やもめ2人の極貧生活の始まりです。ナオミは、やり直しの人生に希望を失いそうでした。でも神は、ルツに再婚相手を用意し、ナオミは孫を抱く幸せを手にしました。オベデという名の男の子です。オベデは後に、ダビデの祖父になります。神は、やり直す人を憐れまれるお方です。人生をやり直したナオミを、イスラエル国王の「ひいひいおばあちゃん」にして下さったのです。

 イエス様は、オベデやダビデの子孫としてこの世に来られました。やり直しの人生を祝福するためです。イエス・キリストを信じる人は、誰でも、いつでもやり直すことができます。それまでの人生をリセットし、「天国人」として新しい人生を歩むことができます。朝ドラのヒロインのように、他の人を励ますようにもなれるのです。

「むしろ、あなたがたは御国を求めなさい。そうすれば、これらのものはそれに加えて与えられます。小さな群れよ、恐れることはありません。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国を与えてくださるのです。」(ルカ12:31-32)

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