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2018年10月 7日 (日)

天の信頼を得る

 先日、ある牧師からサイン入りの著書を頂きました。「主の霊が私たちの上にある」というタイトルの本で、著者はレスリー・キーグルというスリランカ人牧師。私たちフォースクエア教団では、全世界的にその名が知られている方です。キーグル牧師は18歳の時、牧師になる決心をしました。フィリピンの聖書学校を卒業後、仏教国スリランカで伝道する予定でした。すると首都コロンボの大きな教会から、主任牧師にならないかと話がありました。新婚の妻と楽しく快適な生活をするチャンスでした。でもそれは、神の計画ではなかったのです。断食して祈り、導かれたのは、スラム地域での教会開拓でした。地球上で最も暗い場所の一つだそうです。

 しかし、そこから神の奇跡が始まりました。ある日、一人の男性と出会いました。耳が聴こえず、言葉も話せない人です。導きを感じ、その人のために祈りました。すると彼は生まれて初めて口をきき、母親と話し始めたのです。その人は、後に牧師になったそうです。その後も数々の奇跡が起こりました。聖書時代と同じ超自然的な伝道により、スラム地域に家の教会が拡がって行きました。迫害にも耐え、スリランカのフォースクエア教会は現在2,000近くに増えています。キーグル牧師は今、スリランカ以外にも世界各地のフォースクエア教会を訪れ、人々を励ます使徒的な役割を果たしています。

 私がキーグル牧師を初めて見たのは、日本フォースクエアの40周年大会だったかもしれません。1990年に千葉県で開催された大会で、私は受付やワーシップチームの奉仕をしました。集会中、キーグル牧師は、要約すると次のような預言のことばを語りました。「ここにいる人たちは今後、飲める水がなくなりそうになる。でも、ある人たちが水のある場所を発見し、他の人々にその恵みを分かち合う。」私はその時、預言を初めて聞いたので、深く印象に残りました。

 スリランカの教会では、礼拝賛美中に人から悪霊が出て行くという話も耳にしました。キーグル牧師は物静かで、謙遜な方です。超自然的で力強い働きの秘訣がどこにあるのか、私はずっと関心を持っていました。今回頂いた本に、その秘訣がいくつか書かれていたように思います。祈りを通して、神に近づくこと。必要を満たす神を信頼し、導きに忠実に従うこと。そして、そのように生きる人として、神から信頼されることです。その信頼の度合いに応じ、神は私たちに大切な働きを委ねられるようです。

 信仰の父アブラハムは、神の信頼を得ていました。偶像の神々を拝む国に生まれ育ったのに、彼は創造主の声を聞き分けました。導きに従い、約束の地を目指しました。失敗もしましたが、肝心な時には神に祈り、みもとに近づきました。神はアブラハムを信頼し、2千年後に生まれる子孫の秘密を打ち明けて下さいました。モーセも、神に信頼されていました。彼は逃亡中の殺人犯でしたが、ある時、天の声を聞きました。導きに従い、ユダヤ人をエジプトから解放しました。いつも神と対話をし、その顔は神の栄光で光り輝いていました。神はモーセを信頼し、十戒を始めとする重要な教えをたくさん語って下さいました。イスラエル王となったダビデも、神から信頼されていました。数々の試練をくぐり抜け、祈りを通して神に近づきました。神の導きに従い、王になる時を待ち続けました。神はダビデを信頼し、彼の子孫が永遠の国の王となる秘密を告げて下さいました。

 イエス様はアブラハムの子孫、ダビデの子孫としてこの世に来られました。モーセのような預言者として、地上での働きを忠実に果たされました。イエス・キリストを信じる人は、天の信頼を得る生き方ができます。神に祈り、近づくことができます。導きに従い、必要を満たす神を信頼することができます。神との関係が深まれば深まるほど、神は私たちを信頼し、さらに秘密を打ち明けて下さいます。神が計画されている大切な働きを、私たちに委ねて下さるのです。

「ですから、あなたがたが不正の富に忠実でなければ、だれがあなたがたに、まことの富を任せるでしょうか。また、他人のものに忠実でなければ、だれがあなたがたに、あなたがた自身のものを持たせるでしょうか。」(ルカ16:11-12)

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