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2018年11月11日 (日)

永遠の世界に備える

 9月に北海道で大地震が起きた時、私のある友人は札幌のホテルに一人で宿泊していました。高校で私の同級生だった女性で、今は青森県のお医者さんです。ジャズピアニストでもあり、最近CDを自主制作しましたが、その時は自分のコンサートのため札幌訪問中でした。地震発生は午前3時頃で、すぐ停電になりました。ホテル内に非常放送が流れました。「非常電源が尽きる前に、バスタブに水を張って下さい。」トイレの水を流すためです。その放送の後、何の案内もありませんでした。真っ暗な中、彼女は不安になりました。12階のその部屋は、不気味な静けさでした。様子を見るため、非常階段で下に降りようとしました。ところが階段は何も明かりがなく、真っ暗な洞窟のようでした。部屋に備え付けてある懐中電灯では、何も見えません。か弱い光で、1階に着く前にバッテリーがなくなりそうでした。急に息苦しくなり、パニックになりかけました。すると幸いなことに、反対側にも非常階段があると、別の部屋の人が教えてくれました。そちらは、少し明るかったようです。

 その日の夕方、彼女の親友がホテルに来てくれました。ランタンとラジオを持ってです。親友は、「自分の家に泊まりにおいで」と言ってくれました。でも彼女は、もう一晩ホテルで頑張ってみようと思いました。その夜も停電でしたが、ランタンとラジオはたいへん役立ったようです。コンサートは中止になり、彼女は青森に戻りました。そして、Facebookのページに今回の体験と教訓を書き込みました。教訓その1、旅行には必ずポータブル電源を持ち歩く。無料の充電所は4時間待ちでした。教訓2、懐中電灯、ランタン、ラジオも持ち歩く。教訓3、カップ麺があれば、水に20分浸して食べられる。鴨そばが美味しいそうです。教訓4、停電になったらバスタブに水を貯める。教訓5、地域の具体的な情報を得るには、昔からのラジオが良い。インターネットラジオでは、被災者に役立つ情報は聞けないとのこと。教訓6、災害の時には、遠慮なく他の人に聞く。部屋に閉じこもっていない方が良いようです。私はその投稿を読み、すぐに旅行用の懐中電灯とランタン、ラジオを買いました。バッグやスーツケースが少し重くなりました。でも非常時の備えは大切です。

 聖書には、「永遠の世界が来る」という約束があります。「その前に今の世は終わる」という警告もあります。創造主なる神は、私たちが住むこの世界を造られました。でも今の世界は、このまま永遠に続くのではありません。この世界には「消費期限(使用期限)」があります。期限切れになると、今のこの世はなくなります。今と同じように住むことは、できなくなります。ここで一つ、非常に大きな問題があります。「消費期限」がいつなのか、誰も知らないことです。スーパーやコンビニで売っている食べ物には、賞味期限や消費期限がはっきり書かれています。期限が過ぎたら味が落ちます。食べるとお腹をこわす場合もあります。なので私たちは、できるだけ期限内に食べようとします。ところがこの世界全体は、どこにも「消費期限」が書いてありません。いつなくなるのか、誰も知りません。神の国のトップシークレットです。私たちは、この世の終わりとその後の世界に常に備えておく必要があります。

 イエス様は、暗闇を照らすまことの光です。世界がどんなに真っ暗になっても、私たちの進む道は明るく照らされます。イエス様は、「聖霊放送」のパーソナリティーでもあります。天のスタジオから流れる放送で、私たちに重要な情報を伝えて下さいます。私たちが世の終わりを生き延び、その後、永遠の世界の祝福を満喫するための貴重な情報です。「聖霊放送」に心の耳を傾け、永遠の世界への備えをしましょう。

「しかし、あなたがたは、必ず起こるこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈っていなさい。」(ルカ21:36)

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