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2018年12月 9日 (日)

喜びを拡散する人になる

 今週、私の孫は6か月の「ハーフバースデー」を迎えます。多くの牧師は、孫が生まれると孫の話ばかりすると聞いたことがあります。以前は、その感覚が分かりませんでした。でも今は分かります。(笑)私と妻の最近の楽しみの一つは、LINEで孫の写真や動画を見ることです。私が動画を見ていると、その音をキャッチして妻がそばに寄って来ます。あるいは自分のタブレットに手を伸ばし、同じ動画を見始めます。私が感じている喜びを、妻も同じように味わいたいからです。

 感情は伝染するそうです。産婦人科で何人もの赤ちゃんが並んでいたら、一人が泣き出すと周りの赤ちゃんも泣きだすそうです。逆に一人がニコニコしだすと、周りの赤ちゃんもニコニコするとのこと。大人でもそういうことがあります。一人の人がピリピリしていると、周りにもその緊張が伝わり、ケンカが起きそうになります。パリのシャンゼリゼは今、そんな雰囲気なのかもしれません。逆に、新婚ほやほやのカップルがいると、そのラブラブな雰囲気が周りに伝わり、心がほんわかと温かくなります。可愛らしい赤ちゃんがいて、周りの大人たちを和ませる場合もそうです。

 Facebookは、6年前にある実験をしました。英語を使う人68万9千人を選び、その人の目にふれるニュースを細工しました。肯定的なニュースが減った人は、否定的な言葉を書くことが多くなりました。一方、否定的なニュースが減った人は、肯定的な言葉を書くことが増えました。Facebookはこの実験結果を見て、「SNSでも感情の伝染が証明された」と発表しました。(この実験は無断で行われたため、Facebookは批判されたようです。)私たちは、感情の伝染に注意しなければなりません。「自分は、誰からどんな感情の影響を受けているのか。そして、誰にどんな影響を与えているのか。」日々の生活の中で、自分の感情をチェックする必要があります。怒りや憎しみなど、ネガティブな感情をスポンジのように全て吸い込む必要はありません。吸い込んだ感情をそのまま周りに吐き出す必要もありません。イエス様が、私たちにあらゆるネガティブな感情に勝る喜びを与えておられるからです。

 聖霊によりマリアが身ごもった時、喜んで踊った人がいました。エリサベツのお腹にいた赤ちゃん、バプテスマのヨハネです。マリアが、エリサベツを訪問した時のことです。マリア自身も救い主の偉大な奇跡を喜び、神をたたえました。イエス様が生まれた時は、天使たちが喜んで賛美しました。羊飼いたちもイエス様にお会いして、喜んで賛美しました。東方の博士たちも、喜んで贈り物をささげました。大人になってからのイエス様の働きは、多くの人に喜びを与えました。病人は癒され、悪霊の働きに悩む人は自由にされました。罪深い生き方から解放された人もいました。そしてイエス様は、地上の生涯の最期に、史上最大の喜びを私たちにもたらされました。死からの復活です。奇跡的な大逆転勝利。それは当時の弟子たちだけでなく、今や全世界の喜びとなっています。

 イエス様誕生のお祝いは、全人類を代表して十字架につき、死に勝利する救い主が来られたお祝いでもあります。私たちには、何にも勝る喜びが与えられています。どんな最悪の事態にも、決して消え去らない喜び。この喜びの強力なウィルスに私たちは感染しています。周りの人に伝染します。喜びウィルスを拡散するため、日常生活の場に私たちは遣わされています。LINEでもFacebookでもInstagramでも世界中に拡散できます。イエス様に変えられた私たちの喜びが、インスタ映え、SNS映えするのです。アーメン!(今年風に言うと、「そだねー」。)

「彼らはイエスを礼拝した後、大きな喜びとともにエルサレムに帰り、いつも宮にいて神をほめたたえていた。」(ルカ24:52-53)

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