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2019年2月10日 (日)

祝福の神をほめたたえる

 平成の時代、カラオケで最も歌われた曲は、一青窈さんの「ハナミズキ」だそうです。2004年に発売後、多くの歌手にカバーされ、幅広い年齢層の人に親しまれた曲とのこと。私は聞いたことがありますが、歌ったことはありません。(平成になってから、カラオケも行っていません。笑)「ハナミズキ」は、9・11のテロ事件がきっかけで出来た作品だそうです。ニューヨークに住む友人に送ったメッセージが歌詞となり、それに曲をつけたとの話。歌詞は難解ですが、死に行く人が生き残る人に宛てた遺言のような内容に思えます。最後は、祈りのような言葉で歌が終わります。「果てない波がちゃんと止まりますように 君と好きな人が百年続きますように」。愛する人の平和と幸せを心から願うメッセージソングと言えます。それが、多くの人の心に響いたのかもしれません。

 メッセージソングとは、歌詞に強い主張が込められた曲のこと。誰か他の人に伝える重要なメッセージが込められてます。「ハナミズキ」の場合は、多くの人に平和の大切さを訴えています。ただ最後の「祈り」は、誰にお願いしているのか、はっきりしません。目に見えない存在へのメッセージなのかもしれません。自分の願いを言葉にして唱えることで、その実現を期待しているのかもしれません。あるいは単に、聞く人の共感を求めているのかもしれません。

 私たちも毎週、礼拝でメッセージソングを歌っています。カラオケではありません。生バンドつきです(笑)。私たちが歌う曲にも、人に伝えるメッセージがあります。♪♪「主は素晴らしい」、「イエスは十字架につき、よみがえられた」、「声を上げて喜び歌おう」♪♪――そのように歌い、周りの人の共感を求めます。人ではなく、神へのメッセージソングもあります。♪♪「あなたを愛します」、「あなたの恵みをほめたたえます」、「この国を救って下さい」♪♪――賛美を通し、そのように神に伝えます。歌詞に私たちの思いを込め、心を一つにして歌います。宗教的な儀式として歌うのではありません。ノリの良い曲を歌い、自分のテンションを上げるのでもありません。素晴らしい歌声や演奏を誰かにアピールするためでもありません。歌を通し、私たちの愛のメッセージを神に届けるのです。私たちが歌う心からのメッセージを、神は喜んで受け取って下さいます。

 礼拝賛美のモデルを作ったのは、イスラエルのダビデ王だと言われます。それまでの礼拝は、動物のいけにえを献げることが中心でした。ダビデ王は、音楽のいけにえを礼拝に導入したのです。あらゆる楽器を用い、神に賛美をささげ始めました。ダビデ自身が、ミュージシャンでした。彼は礼拝賛美の奉仕者を選び、訓練させました。彼らは、みな「達人」だったと記されています。旧約聖書の詩編も管楽器、弦楽器、打楽器など、あらゆる楽器を用いて神を賛美しようと呼びかけています。初代教会や中世の時代は、楽器伴奏のない賛美が中心でした。無伴奏の歌は「アカペラ」と言いますが、もともとはイタリア語で「教会風に」という意味でした。宗教改革以降、プロテスタント教会ではオルガンを弾くようになりました。今では多くの教会で、さまざまな楽器を用いた賛美がささげられています。

 全ての音は、神が創造されました。神にメッセージを伝えるのに、使えない楽器はないはずです。あらゆる楽器を通し、神の素晴らしさを賛美できます。イエス・キリストは十字架の上で死に行く時、全世界の人の平和と幸せを心から願われました。間違いを犯し、人殺しさえしてしまう人類の救いを祈られました。私たちはその驚くばかりの恵みを知り、神をほめたたえるメッセージソングを歌います。週1回だけでなく、いつでもどこでも神の祝福を感謝し、賛美できるのです。

「私たちの主イエス・キリストの父である神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天上にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。」(エペソ1:3)

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