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2019年3月24日 (日)

救いの奇跡を喜ぶ

 今月15日、ネット上ではアウシュビッツ記念館によるコメントが注目されました。3年半前、ある日本人医師がツイッターに書いた言葉に、日本語で反論したのです。その医師は、こうつぶやきました。「南京もアウシュビッツも捏造だと思う。」大虐殺はなかったと主張したのです。このつぶやきに対し、アウシュビッツ記念館はこう書き込みました。「アウシュビッツは世界中の人々の心に絶えず忠告する史実です。ナチス・ドイツによって造られたその強制・絶滅収容所の史跡は、人類史上最大の悲劇を象徴しています。」同記念館は通常、英語かポーランド語で情報発信するとのこと。日本語の書き込みは、たいへん珍しいそうです。この騒動は、意外な所に飛び火しました。その医師のクリニックは、映画「翔んで埼玉」の応援CMを流していたのです。「翔んで埼玉」の公式ツイッターアカウントにも、医師に批判的なコメントを書く人がいたようです。

 ご存じの通り、アウシュビッツには、ユダヤ人強制収容所がありました。ナチス・ドイツは、ゲルマン人による世界征服を目指しました。他民族のうち、特にユダヤ人を排斥し、絶滅させようとしました。いくつもの収容所を作り、ユダヤ人を虐殺したのです。いわゆる「ホロコースト」です。殺されたユダヤ人は、600万人と言われています。私はアウシュビッツに行ったことはありませんが、イスラエルの「ホロコースト記念館」は訪問しました。犠牲者の写真をはじめ、心の痛む展示物がたくさんありました。多くのユダヤ人を救った日本人、杉原千畝さんの記念碑もありました。アウシュビッツが解放された1月27日は、国際ホロコースト記念日になっているそうです。ツイッター社はその日、「#WeRemember」というハッシュタグをつけて投稿するよう呼びかけていました。同社の広報担当者は、こう語ったそうです。「ジェノサイド(大量殺人)や人種差別、ヘイトスピーチなど差別がなくなることを期待している。SNSとしてのツイッター社が情報発信や拡散において、重要な役割を果たしていることは理解している。」

 先週は、プリムと呼ばれるユダヤ人のお祭りがありました。彼らの先祖が大虐殺から救われたお祝いの日です。20世紀ではなく、紀元前5世紀の出来事です。その頃、バビロニアは滅び、ペルシア帝国が中東一帯を支配していました。ユダヤ人は、帝国各地に分散していました。エルサレムに帰った人もいます。でも彼らの祖国は、100年前に滅んだままでした。その時、ユダヤ人を嫌悪する人がペルシア王の補佐官となり、政治の実権を握りました。帝国内のユダヤ人を絶滅させようしました。しかし、たった一人の勇気あるユダヤ人女性が、間一髪、その悪巧みを阻止したのです。悲しみとなるはずの日は、救いの奇跡を喜ぶ日に一変しました。

 イエス・キリストを信じる人も、救いの奇跡を喜ぶことができます。全ての人は、死を目前にしていました。天の王への反逆罪で、死刑でした。でもイエス様は、たった一人で勇気ある行動をとられました。全人類の罪を背負い、身代わりに死刑になって下さったのです。そう信じる人は罪が帳消しになると、天の最高裁判所が判決を下しました。私たちは、起死回生の救いを周りの人とともに喜ぶことができるのです。

「自分たちの敵からの安息を得た日、悲しみが喜びに、喪が祝いの日に変わった月として、祝宴と喜びの日、互いにごちそうを贈り交わし、貧しい人々に贈り物をする日と定めるためであった。」(エステル9:22)

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