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2019年4月 7日 (日)

救い主の奇跡を信じる

 先週は、新元号のニュースで持ちきりでした。「令和」になりましたね。「令」とは、上の者が下の者に命令すること。もともとは神の命令を意味したようです。「和」とは平和、穏やかなことですね。つまり「令和」とは、上の者が下の者に平和を命じるという意味になります。命じるのは、誰でしょう。総理大臣ですか?天皇陛下ですか?そうではないはずです。地上の全ての人に平和を命じるのは、天の王なるイエス様です。旧約聖書・詩篇34篇14節には、こう書かれています。

 「悪を離れて 善を行い 平和を求め それを追い続けよ。」

 ダビデによる詩篇ですが、ダビデを通し、神が命じられたことばだと言えます。最も大切なのは、創造主なる神との平和です。神との平和は、平安な心をもたらします。その心に基づき、私たちは互いに平和を築くことができます。来月から、新天皇による新しい時代が始まります。戦後70年以上にわたり、日本は平和な社会を築いて来ました。「令和」の時代には、日本の多くの人が神と平和な関係を築き、心に平安を得てほしいと願っています。

 ユダヤの宗教暦では、昨日から新しい年が始まりました。(ちなみにユダヤ教では、昨日はアブラハム、イサク、ヤコブの命日とされているそうです。)来週からユダヤ人の家では、過越の祭がお祝いされます。19日夜から1週間です。過越は、何のお祝いでしょうか?ユダヤ人たちが、エジプトを脱出したお祝いですね。今から3千数百年前の話です。エジプトでユダヤ人たちは奴隷にされ、強制労働させられました。苦しみの中、彼らは神に助けを求めました。すると神は、シナイ半島で羊飼いをしていたモーセをエジプトに遣わされたのです。モーセを用い、ユダヤ人を奴隷生活から救い出されました。エジプトからの解放を記念し、その日を永遠にお祝いしなさいと、神は彼らに命じられました。新時代開始のお祝いです。伝統を重んじるユダヤ人の家では、今でも世界中で過越の祭りをお祝いしています。

 エジプト脱出直後、神はユダヤ人たちを紅海のほとりに導かれました。そこは、人類の記憶に残る歴史的大事件の舞台となりました。日本では旧約聖書の話を知らない人が多いですが、この出来事なら知っていると言う人は、結構いるのではないでしょうか。海が二つに分かれた、あの大事件です。ユダヤ人たちはそこでキャンプし、一息ついていました。すると、エジプト軍が追っかけて来ました。目の前は海。後ろは当時の世界最強レベルの軍隊。どこにも逃げ場がありません。もう終わりだと、彼らは思いました。人の常識から考えれば、助かる見込みは0%です。しかし神には、いつもサプライズがあります。信じられないような奇跡が起こり、ユダヤ人たちは絶体絶命の危機から救われました。神が彼らをわざわざ海辺に導かれたのは、この奇跡のためだったのです。

 この歴史的大事件が、神を「救い主」と呼ぶきっかけになったと思われます。その後も繰り返し、神はユダヤ人を救い続けました。異邦人の敵から救われました。病気や災害から救われました。絶滅の危機からも救われました。旧約聖書の数々のエピソードは、イスラエルの神こそが救い主であると、私たちに力強く証言しています。その救い主が人となって来られたのが、イエス様です。イエス様はユダヤ人だけでなく、全人類の救い主となって下さいました。イエス・キリストを信じる人は、絶体絶命の危機から救い出されます。神との平和が与えられ、周りの人とも平和な関係を築けます。今後も驚くべき奇跡が起こると期待し、信じることができるのです。

「モーセは民に言った。『恐れてはならない。しっかり立って、今日あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。・・・』」(出エジプト14:13)

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