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2019年5月 5日 (日)

神の国の象徴にならう

 先週、新天皇が即位し、「令和」の時代が始まりました。日本全国で、たいへんな盛り上がりでしたね。いくつか興味深い(そして残念な)ニュースもありました。一つは、前天皇皇后両陛下が最後の地方訪問で伊勢神宮を参拝したことです。天皇家の祖先とされる女神アマテラスに、退位の報告をするためです。神道で、アマテラスは日本国民全体の神とも信じられているようです。一方、日本国憲法で天皇は、「日本国の象徴」と定められています。その天皇が退位の報告に伊勢神宮を参拝することは、日本にとって深い意味を持ちます。「日本国の象徴がアマテラスを拝むのだから、日本人はみなその信仰にならい、この女神を拝むべきだ。」そういう暗黙のメッセージが伝わって来ます。実際、GW中に伊勢神宮を参拝する人は、昨年より大幅に増える見込みだそうです。

 新天皇即位の儀式も、神道の信仰に基づいています。新天皇は、前天皇から三種の神器を引き継ぎました。それは日本の国を治めるため、アマテラスが孫のニニギに授けたものだと言われています。つまり、天皇として即位するには、女神アマテラスから授かった物を受け継がなければならないのです。日本国の象徴たる天皇は、アマテラスに任命されるという意味になります。平成の時代、ある総理大臣はこういう発言をしました。「日本の国は、天皇を中心としている神の国だ。」その発言は当時、かなり批判されました。しかしその後、平成が終わりに近づくにつれ、日本の伝統的信仰に舞い戻る人が増えたように感じます。神道に基づく皇位継承の儀式を国の公式行事として行っても、残念に思う人は多くなかったかもしれません。日本国の象徴たる天皇は、「(八百万の)神々の国」の信仰にならう「弟子」を増やしているようにも見えます。

 イエス様は、天地創造の父なる神から、全世界の王に任命されました。唯一、創造主なる神だけを礼拝し、その神に従う生き方の模範を示されました。創造主なる神は、地域限定の神ではありません。日本だけで信じられ、日本国の象徴だけに権威を与える神々とは違います。全世界を造り、あらゆる権威の上に立つ権威を持つお方です。その全能の力が及ぶ範囲全てが、まことの神の国です。イエス様は神の国の王であり、象徴です。世界中のどんな人でも、イエス様の教えから学び、その生き方にならうことができるのです。

 イエス様は、その教えを守り、生き方にならう弟子をつくられました。弟子たちを世界中に遣わし、彼らを用いて新たな弟子づくりを進めて来られました。12人の弟子は増え広がり、今や全世界に20億人のクリスチャンがいます。私たちは今、この日本に遣わされています。偶像の神々でなく、天地創造の神だけを拝む人を募り、人々をまことの神の国に招き入れるためです。イエス様は、弟子たちに「平安があるように」と言われました。それはおそらく、ヘブル語の「シャローム」という挨拶で、「平和があるように」とも訳されます。平和の命令、「令和」です。新しい令和の時代、イエス様の弟子をつくり、この日本に神の国の平和を築いて行きましょう。それこそが、神の国の象徴であるイエス様にならう生き方なのです。

 「イエスは再び彼らに言われた。『平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わします。』」(ヨハネ20:21)

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