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2019年7月14日 (日)

ミッションを共有する

 23年前、映画「ミッション:インポッシブル」が公開されました。私が留学から帰国し、北海道で教会開拓を始めた頃です。私は、この映画をぜひ見たいと思いました。昔のテレビドラマ「スパイ大作戦(原題“Mission: Impossible”)」の映画化作品だと聞いたからです。「スパイ大作戦」は、私が小学生の頃、日本のテレビで放映されていました。夜9時以降の放送で、私は見せてもらえませんでした。子供は9時に寝る決まりだったのです。でも寝る用意が遅れ、毎回テーマ曲を聞きました。(今も映画で使われる、あの曲です。)オープニングで、導火線にマッチで火をつける映像も見ました。「おはようフェルプス君」と始まる録音テープのシーンも見ました。「なおこのテープは自動的に消滅する」と言って、煙が出て来ました。でも、その先は残念ながら見ることができませんでした。「早く寝なさい」と言われ、しぶしぶ子供部屋に行ったのです。当時は録画もできなかったので、全く見る機会がありませんでした。

 そのドラマの映画化ですから、私は興味津々でした。シリーズの映画6作品は、全て見ました。タイトル通り、不可能に見える任務を毎回みごとに成功させるストーリーです。CGやスタントなしで撮影する主演トム・クルーズの驚異的なアクションも、毎回話題になります。天井裏からコンピュータールームに、忍者のように入ったり・・・猛スピードのバイクで追跡したり、されたり・・・断崖絶壁や超高層ビルの壁を命綱なし(?)で登ったり・・・離陸する飛行機にしがみついたり――。トム・クルーズは、先日57歳になったそうです。(私と2歳違いです。)今後も主演を続け、2年後、3年後には7作目、8作目を公開するとのこと。トム・クルーズが自らアクションシーンを演じること自体が不可能な任務、「ミッション:インポッシブル」になっているかもしれません。

 イエス様は、「不可能な任務(ミッションインポッシブル)」を果たすため、この世に来られました。神と人との関係を回復し、全人類を天の御国に連れ戻すミッションです。時間と空間を超越した神が人間になること自体、あり得ないことです。さらにイエス様は、旧約聖書に記されるあらゆる預言をことごとく成就されました。罪を犯さず、死ぬこともない神なのに、全ての人の罪を背負い、十字架の上で死なれました。そして復活の奇跡を起こされました。一握りの一般人を用い、世界中に天の御国のネットワークをつくられました。厳しい迫害のある地域でも、今なお弟子の数が増え続けています。人類は、エデンの園を失いました。でも神は、イエス・キリストを信じる人を新たな永遠の楽園に招き入れて下さったのです。人が自分の力で楽園に戻ることは、不可能でした。でもイエス様はみごとそのミッションを完了し、不可能を可能にされたのです。

 イエス様は、この「不可能な任務」を弟子たちと共有されました。任務の内容を彼らに伝え、働きの場へ送り出されました。今は私たちが、「ミッションインポッシブル」のために送り出されています。人を天の御国に連れ戻す「不可能な任務」です。驚異的なアクションシーンは、おそらくないでしょう。それでも私たちの力だけでは、任務を完了できません。聖霊の力により、私たちはこの不可能なミッションを成し遂げることができます。新たに力を受ける人々とミッションを共有することもできるのです。

「あなたがたは世の光です。・・・あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです。」(マタイ5:14、16、新改訳2017

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