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2019年12月 8日 (日)

神の奇跡を期待する

 先日、ある「奇跡」が話題に上りました。天皇が即位した日の天候です。10月22日、東京は昼過ぎまで大雨でした。ところが午後1時、ハイライトの儀式が始まる頃には雨が上がりました。青空が見え、虹がかかりました。皇居には光が差し込み、即位式の参加者から「おおっ」とどよめきが起こったそうです。静岡では、富士山の初冠雪も見えたとのこと。NHK中継の解説者は、「エンペラーウェザー」という言葉を口にしました。明治天皇の即位式も直前に晴れ、昭和天皇は晴れ男だったという話です。この話を聞いた人たちがツイッターでどんどんつぶやき、「エンペラーウェザー」はトレンドワードになりました。「すご」、「カッコ良すぎ」、「神スキル」等の反応です。天皇家の祖先とされるアマテラスは太陽神なので、アマテラスの超自然的な力が働いたと信じる人がいたのでしょう。その日「奇跡が起きた」と感じた人は、結構多かったようです。

 奇跡を信じる人は、21世紀の日本にもいます。NHK放送文化研究所では、1973年から5年ごとに日本人の意識調査を行っています。16歳以上の5,400人が対象です。昨年の調査では、奇跡を信じる人は14%。過去40数年、15%前後で推移しています。お守りやお札の力を信じる人の割合も、ほぼ同じ動きです。聖書や経典の教えを信じる人は6%で、減少傾向。ちなみに仏を信じる人は38%、神(神々?)を信じる人は31%、何も信じない人は32%とのこと。目に見えない存在やその力を信じる人は、意外と多いですね。

 面白いのは、年齢別のグラフです。最も奇跡を信じるのは、10代・20代の若年層。ここ数年減っていますが、それでも昨年29%です。30代から50代の中年層では19%。60代以上は6%。私も来年から、この6%クラブに仲間入りします。奇跡を信じる「残りの民」です。年老いても奇跡を信じる人には、希少価値がありますね。(笑)

 聖書は、奇跡のエピソードで満ちています。この世界は、奇跡により生み出されました。神のことばにより、全てが創造されたのです。人類も、奇跡により誕生しました。土をこねてできた塊に、神が命を吹き込まれたのです。ノアの家族は、奇跡的に洪水被害を免れました。天から防災情報を受け取り、箱舟を建造しました。100歳のアブラハムと90歳のサラには、奇跡的に赤ん坊が生まれました。神は、はるか昔になされた約束を忠実に果たして下さったのです。モーセは、奇跡的にユダヤ人をエジプトから解放しました。海を二つに分け、当時世界最強クラスのエジプト軍を全滅させました。ダビデも、奇跡的にイスラエルの王になりました。羊飼いの美少年は最強の戦士になり、時の権力者から命を狙われても最後まで生き残ったのです。これ以外にも、ユダヤ人たちは多くの奇跡を体験しました。神の奇跡の重要な記録を記し、聖なる書として後世に残したのです。(重要データは、決して削除しませんでした!)

 新約の時代にも、神はさらに驚くべき奇跡を行われました。全てを造られた神が、人として私たちの世界に来られたのです。乙女マリアから誕生されたイエス・キリストは、地上で多くの奇跡を行われました。最後に復活の奇跡を成し遂げ、天に昇られました。

 クリスマスは、創造主なる神が人として来られた奇跡を感謝し、お祝いする時です。神のさらなる奇跡を期待する時でもあります。人の力で成し遂げられることは限られています。でも神には、どんなことも可能です。(天候を変える奇跡も、アマテラスではなく、創造主なる神が行われます!)神の奇跡を信じましょう。これから起こる新たな奇跡にも期待しましょう。

「神にとって不可能なことは何もありません。」(ルカ1:37)

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