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2019年12月22日 (日)

新時代の平和を担う

 日本は今年、新たな時代を迎えました。「平成」が終わり、「令和」の時代になりました。「平成」は、「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味だったそうです。平成の時代、中東など世界各地で戦争が繰り返され、さまざまなテロもありました。難民も大量に生まれました。東京では地下鉄サリン事件が起きました。日本各地で大地震や津波など、自然災害が発生しました。でも日本の多くの人は、平成は平和だったと感じたようです。NHKが昨年秋に行った調査では、79%の人が「平成は戦争がなく平和な時代」と答えたそうです。その前の昭和の時代には大きな戦争があり、多くの人が命を落としました。その時代と比べれば、平成の日本は、確かに平和な時代だったと言えます。明仁上皇も昨年暮れ、天皇として迎えた最後の誕生日にこう語っています。「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています。」

 新天皇即位に合わせ、新元号は「令和」になりました。「美しい調和」という意味だと、政府は説明しています。実際は、この2つの漢字を組み合わせると、「平和を(上から)命令する」という意味になるようです。誰が命令するのかと疑問を持つ人もいます。それでも「令和」という元号は、圧倒的多数の人から支持されました。今年の漢字第1位には「令」、第2位には「新」、第3位には「和」が選ばれました。新しい令和の時代は、確かに喜ばれているようです。天皇即位の儀式も、多くの人が大歓迎しました。新天皇は即位宣言の中で、「平和」という言葉を3回繰り返しました。前天皇の世界平和への思いを受け継ぎたいと、新天皇が誓ったのです。新たな令和の時代には、新たな課題が見えています。自分の国の益しか考えない傾向が強まっています。国々の間で合意を得るのが難しくなっています。右翼的な発言が世界各地で支持を集めています。ヘイトスピーチも増えています。平和への絶え間ない努力が、これまで以上に求められる時代となりつつあるように思えます。

 宇宙の全てを造られた神は、人類の平和を心から願っておられます。遠い昔、私たちの祖先は、創造主なる神と仲たがいしました。神との平和を壊し、人間同士も互いに争うようになりました。暴力を振るい、人殺しや戦争もするようになりました。神は人々の争いを見て、長い間、心を痛めておられました。何とかしなければならないと、ずっと思っておられました。そして2000年前、とうとう自ら解決に乗り出されたのです。神ご自身が人間になり、この世に誕生されました。イエス・キリストです。イエス様は、全世界に平和をもたらしに来られました。イエス・キリストを信じる人は、創造主なる神との平和を回復できます。神との平和を土台とし、人間同士の平和も築くことができます。イエス様は、今も天から私たちに手を差し伸べておられます。神による永遠の平和のネットワークを全世界に広げ続けておられるのです。

 この2000年間、残念なこともいろいろ起きました。キリストを信じても、間違いを犯す人がいました。暴力沙汰や戦争もありました。でもキリスト誕生とともに、新たな平和の時代が始まったことに間違いはありません。この新時代に生きる私たちには、平和を担う使命が委ねられているのです。

「すると突然、その御使いと一緒におびただしい数の天の軍勢が現れて、神を賛美した。『いと高き所で、栄光が神にあるように。地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。』」(ルカ2:13-14)

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