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2020年1月12日 (日)

大変動に備える

 この年末年始、国内外で大きな動きがありました。3週間ほど前の12月20日、イランのロウハニ大統領が来日。米国トランプ政権が2年前に離脱した核合意維持への協力を、日本に求めました。安倍首相はその時、ロウハニ大統領に自衛隊の中東派遣計画を伝え、理解を求めたそうです。中東を行き来する日本船舶の安全確保という名目です。1週間後の27日、安倍内閣は自衛隊の中東派遣を閣議決定。日本全体がお休みモードに入る直前のタイミングです。メディアも休みに入るためか、あまり大きく扱わなかったようでした。トランプ米大統領は半年前、イラン近海を通る船の安全確保のため、日本を含む65カ国に協力を要請しました。今回の自衛隊派遣は、この要請に応じる結果となりました。

 中東では、米国とイランの報復合戦が続きました。自衛隊派遣が決まったその日、米軍が駐留するイラク北部の基地に30発以上のロケット弾が撃ち込まれ、米国人1名が死亡、4名が負傷。イランの支援を受ける武装組織「カタイブ・ヒズボラ」の仕業だと、米国は考えました。2日後の12月29日、米軍は彼らの拠点5カ所を空爆。25人が死亡、55人以上が負傷。さらにその2日後の31日と翌1月1日には、カタイブ・ヒズボラを中心とする抗議デモが、2日間にわたりバグダードで行われ、数十人が米大使館の敷地内に入って火をつけ、一部を破壊。すると1月3日、トランプ大統領の指示により、米軍はバグダード空港にロケット弾を発射。カタイブ・ヒズボラの司令官とイランの軍司令官を殺害。このニュースは、世界中に大きな衝撃を与えました。先週のイランによる報復爆撃の後、ひとまず応酬は収まったかのようですが、中東を往来する日本のタンカーや自衛隊等は心配ですね。

 イランの司令官が亡くなった3日の夜、世界各国のツイッターでは、「イラン」や「第3次世界大戦(WWIII)」という言葉がトレンドワードになりました。同じ頃、日本のトレンドワードは「#BABA嵐」だったそうです。アイドルグループ「嵐」がババ抜きをするTV番組の「新春豪華3時間スペシャル」です。ババ抜きは、トランプつながりだったのでしょうか(苦笑)。

 人類は、数え切れないほど戦争を経験してきました。聖書にも、多くの戦争が記録されています。アブラハムと甥のロトは、戦争に巻き込まれました。ロトは外国軍の捕虜となり、アブラハムが戦いの末に彼を救出しました。モーセはヨシュアを司令官に任命し、荒野でアマレク人と戦いました。モーセ自身は後方で祈り、勝利に貢献しました。ユダヤ人は約束の地に入る時も、カナン人たちと戦争をしました。約束の地を手に入れた後も、戦争は続きました。ギデオンはミディアン人と、サムソンはペリシテ人と、ダビデは何カ国もの人々と戦いました。ソロモン時代の平和は、長く続きませんでした。国は2つに分裂し、北の国はアッシリアに、南の国はバビロニア(今のイラク)に攻め滅ぼされました。その後はペルシア(今のイラン)、ギリシア、ローマが戦争に勝利し、世界帝国を築きました。人類の歴史は、まさに戦争の歴史だったのです。

 イエス・キリストは、戦争を永遠に終わらせるため、この世に来られました。血塗られた人類の歴史はいつか終わり、永遠に平和な神の国が完成します。イエス・キリストを信じる人は、誰でもその平和を手にできます。どんな大変動が起きても、私たちはキリストによる永遠の平和を信じ、心待ちにできます。その準備を今からすることもできるのです。

「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、あちこちで飢饉と地震が起こります。しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりなのです。」(マタイ24:7-8)

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