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2020年3月 8日 (日)

天の恵みでパワーアップする

 人類は長い歴史を通し、目に見えない小さな敵と闘って来ました。病気を引き起こす病原体です。その闘いの中で、見えない敵の様子が見えて来ました。多くの病気は、何か悪いものが体の中に入って発症します。有毒な物質や寄生虫、細菌、ウィルス、放射線などです。このうち寄生虫や細菌、ウィルスなどが生物の体にとりついて増殖し、発症した病気が「感染症」と呼ばれます。

 感染症は、古代のメソポタミアやエジプト、中国でも報告されていたそうです。ギリシアでは紀元前5世紀にアテネで天然痘が大流行し、スパルタとの戦いに敗れました。東ローマ帝国では紀元6世紀にペストが発生し、人口の約半数が病に倒れました。14世紀に中国で大流行したペストは、中央アジア経由でヨーロッパに拡がりました。死亡者は、全世界で8500万人とのこと。ヨーロッパでは、全人口の3分の1の人が死亡したと言われます。その頃すでに、ペストの原因は微生物だと考える人がいたそうです。ただ実際にペスト菌など細菌の研究が進んだのは、500年以上後の19世紀後半から20世紀にかけてでした。(細菌の研究は、割とサイキンです。笑)

 ウィルスが初めて発見されたのも、19世紀末です。細菌よりも小さく、光学顕微鏡では見えない病原体があると分かったのです。ウィルスは、1935年になって初めて電子顕微鏡で見られるようになったそうです。研究が進むと、ウィルスの変わった特徴が明らかになりました。ウィルスは単独で増えず、他の生物に寄生して増殖します。(映画タイトルにもなった「パラサイト」です。)生物が持つ細胞を持っていません。遺伝子をタンパク質の殻がおおう超シンプルな構造。その外側に、エンベロープ(封筒)と呼ばれるラッピングがある場合もあります。インフルエンザやコロナのウィルスは、このタイプだそうです。

 エンベロープはアルコールや石鹸などで簡単に壊れ、ウィルスが傷つくことが、今は分かっています。このため、手洗いや消毒が有効とのこと。ウィルスの侵入を防いだり、免疫力を上げる努力ももちろん重要だと、現代の私たちは知っています。新型コロナウィルスは、感染しても多くの人は重症化せず、亡くなる人の割合は今のところごく僅かだということも知っています。何も知らずにバタバタ人が倒れた時代と比べれば、今はたいへん恵まれた時代だと考えられます。

 疫病は、私たちの世界が壊れていることを意味しています。アダムとエバが罪を犯して以来、人類は壊れた世界に住み続けて来ました。疫病には、創造主なる神のメッセージが込められている場合もあります。古代エジプトのファラオには、疫病を通し、「ユダヤ人を解放せよ」というメッセージが伝えられました。罪を犯したユダヤ人たちには、疫病を通し、「悔い改めなさい」というメッセージが伝えられました。あちこちで疫病が発生したら「神の国の完成が近いから祈りなさい」と、イエス様は言われました。私たちは今、周りに起きていることを見て、祈る必要があります。創造主なる神の方向を向き、天からメッセージを受け取る必要があります。いつ何が起きても大丈夫なように、できる限り準備する必要があります。

 イエス・キリストは、壊れた世界を建て直しに来られました。そのしるしとして、壊れた世界の象徴である病気を次から次へと癒されました。それは病気も死もない、永遠の神の国が完成する前触れでした。イエス・キリストを信じる人は、天の恵みにより、永遠のパワーの一部を体験できます。目に見えない敵に勝利する、パワーアップした生き方ができるのです。

「ですから、私の子よ、キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。」(Ⅱテモテ2:1)

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